ディ・グラッシ:「本当にタフなレースだった」
ルーカス・ディ・グラッシがプトラジャヤePrixで勝利をあげ、このAbtシャフラーアウディスポーツのドライバーがチャンピオンシップをリードする形となった。
ディ・グラッシは6番グリッドからスタートし、ピットストップするまでに2位まで順位を上げていた。
ピットストップを終え、セカンドカーでトラックに戻るとディ・グラッシはルノーe.damsのニコラス・プロストをターン1でオーバーテイクした。
レース終了後の会見で、ディ・グラッシは自分自身の勝利のキーポイントはバッテリーユニットの温度管理であったと話した。
「本当にタフなレースだったよ。昨年僕たちが経験した問題である、バッテリーの温度でほとんどレースが決まったようなものだ。だけど、僕たちは他よりうまく温度を管理できたし、素晴らしい仕事をした」
「チームの裏方の人たちは戦略で完璧な仕事をしたし、僕たちは勝てるようにマネージメントをして結果として、いまポイントリーダーになっている。」
ディ・グラッシはプロストに対してアクションを起こした時がレース中最も重要な瞬間だったと感じた。しかし、彼は残りのレースでバッテリーパックのマネージメントに関して心配したようだ。
「正直に言うと、僕がプロストをオーバーテイクした時が重要な瞬間だったけどチームにはバッテリーの温度が致命的なくらい上昇していると言われ、僕はバッテリーの温度を下げるためになにかしなければならなかった。」
ルーカス・ディ・グラッシはルノー・e.Damsのセバスチャン・ブエミに対して8ポイントリードしチャンピオンシップでリーダーとなっている。
>> Comment from EVracing.jp
今回のような高温なレースではバッテリーの温度管理が勝負を決める要因となりました。各チームで今後この冷却対策をどうしてくるか注目です。
source: http://www.fiaformulae.com/