FIA新会長 モハメド・ベン・スレイエム

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パリで開催されたFIA年次総会の結果、モハメド・ベン・スレイエムがジャン・トッドの後任として国際自動車連盟(FIA)の会長に選出された。

アラブ首長国連邦出身のベン・スレイエム氏は、2005年からエミレーツ・モータースポーツ・オーガニゼーション(EMSO)の会長を務め、FIA世界モータースポーツ評議会の中東担当副会長も務めていた。
また、ベン・スレイエム氏はレーサーとして長く活躍している。
元ラリードライバーであり、1983年から2002年までFIA中東ラリー選手権で14回のチャンピオンを記録し、61回もの国際大会優勝を果たした。
新会長として、世界中のモータースポーツ参加者を増やし、同時に持続可能なモビリティを発信していくことを公約として掲げた。

「年次総会の閉会式でFIA会長に選出されたことを大変光栄に思います。すべてのメンバークラブの尊敬と信頼に感謝します。過去12年間に達成されたすべてのことに対して、FIAとその会員の名においてジャン・トッドに限りない感謝の意を表したい。今後、私は重要な仕事を遂行し、モータースポーツとモビリティをさらに前進させることを約束します」

前FIA会長のジャン・トッドは以下の様にコメントした。

「ひとつの章が終わりました。この12年間、モータースポーツと持続可能なモビリティの分野で私たちが達成した成果に満足しています。そしてすべてのメンバークラブの揺るぎないコミットメントや熱意に心から感謝したい。モハメド氏のFIA会長就任を祝福すると同時に、連盟が今後数年間にわたり最高の成功を収めることを祈ります」

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