フォーミュラE ハンコックが5レースでタイトルスポンサー契約
フォーミュラEは、テクニカルパートナーであるハンコックタイヤがシーズン9のメキシコシティ、ローマ、ロンドンで行われる計5つのE-Prixのタイトルスポンサーになったと発表した。
1月14日に開催されるハンコックメキシコシティE-Prixはシーズン9の初戦であり、新型Gen3マシンのデビュー戦である。
また、シーズン9は7月29日と30日に開催されるハンコックロンドンE-Prixで終了することになり、シーズンの開幕と閉幕イベントはハンコックがタイトルスポンサーを務めることになった。
これによりハンコックは、メキシコシティE-Prixと、ロンドンE-PrixとローマE-Prixはダブルヘッダー開催となり、シーズンの5イベントでタイトルスポンサーを務める。
ハンコックはシーズン9からフォーミュラE世界選手権のテクニカル・パートナーとなり、Gen3レースカーにレースタイヤを供給する。
Gen3に装着される新たなタイヤは、26%のサステナブル・ゴムを使用し、使用後に完全にリサイクルされる素材を使用する予定だ。
フォーミュラEのCEOであるジェイミー・レイグルは次のように述べた。
「FIAフォーミュラE世界選手権の新しいテクニカル・パートナーとして、ハンコックは選手権の成功に不可欠なタイヤと技術を提供する。ハンコックが開発したEVレース用タイヤは、高い性能と持続可能性が開発の基礎となっており、すべてのサーキットで、今までよりも接近したホイール・トゥ・ホイールのレースを期待することができます」
ハンコックタイヤの社長兼CEOであるスイル・リーは次のように述べた。
「我々はフォーミュラEのシーズンにおいて、非常に注目度の高い3つのサーキットでタイトルスポンサーを務めることができ非常に光栄に思っています。開幕戦と最終戦は特に注目されますし、ローマでのダブルヘッダーではタイトルの行方が決まる可能性があるため、私たちはタイトルスポンサーに名乗りを上げました」
