フォーミュラE 2023 第4戦 ハイデラバード E-PRIX 情報

フォーミュラE 2023 第4戦 ハイデラバード E-PRIX 情報

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フォーミュラE 2023シーズンの第4戦であるインド/ハイデラバードでのレースが間もなく開催される。2302091

初開催の地

フォーミュラE初開催となるインドのハイデラバードは、すべてのドライバーにとって新しい挑戦となる。
スタッフやチーム関係者にとっても挑戦となるが、現地のファンがフォーミュラEにどれだけの関心を集めているかも注目される。
ハイデラバードは都市人口680万人、都市圏人口約1000万人を誇り、インドで4番目に人口の多い都市である。
また、インドの人口は2023年内に世界1位になることが予測されており、国内へのフォーミュラEの影響力も重要となる。
開催地となるハイデラバードはテランガナ州の州都で、平均標高542メートルと高く、サーキット設定エリアの側にはフサイン・サガール湖を含む多くの人工湖がある。
2月の平均最高気温は32℃以上と、フォーミュラE史上最も暑いレースの1つとなる可能性があるため、各チームはGen3でのバッテリーやモーターの発熱を計算し直す必要が出てくるだろう。
この時期は乾季で非常に乾燥しており、2月の月間平均降雨量はわずか9.2mmのため、ウェットレースの可能性は非常に低い。


コース情報

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全長:2.835 km
ターン:18

概要

初開催となるハイデラバードは、もちろん全てのドライバーが初めて走行を経験するため、これまでの経験やデータを元に進めることができない。
また、気温がかなり高くなることが予想されており、これまでのレースとは全く異なる気候でレースが行われる。
Gen3マシンにとっても初めての高温下でのレースとなり、信頼性や各ユニットの熱による影響が見えてくるだろう。
サーキットは湖に面したストリートを使用した比較的長いコースとなる。
湖側は長い2本のストレートと、それを繋ぐシケインで構成された勝負所があり、Gen3のパワーを十分に発揮できるエリアとなるだろう。
逆側のセクションは市街地サーキットらしい直角コーナーと連続コーナーがあり、このセクションを速く走ることができれば予選で大きなアドバンテージを稼げる。
プラクティス1からコース攻略をどれだけ進めていけるかが重要になるだろう。

ターン

スタートラインはターン1-2のシケイン後のストレートに設置された。
最初に飛び込むターン3は右のヘアピンとなり、かなりタイトなため勝負を仕掛けやすい。
ターン3後はすぐターン4-5をスムーズに抜けて短いストレートへ入る。
ターン6は直角コーナーであるため、ここもインサイドからオーバーテイクが可能となるだろう。
ターン7-11は連続コーナーとなり、ここで隊列は整うはずだ。
ターン12-13は緩いシケイン状となり、すぐにターン14の直角コーナーへ繋がる。
加速しながらターン15を通過し、ターン16-17の直角コーナーを抜けるとターン18の直角コーナーへ。
ここから湖側の直線区間へ戻りストレートを加速していく。
フィニッシュラインはここに設けられた。
ストレート後にはターン1-2のシケインがあり、オーバーテイクが狙えるだろう。
ターン1-2を抜けるとスタートラインのある最も長い直線へ戻ってくる。

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2月10日(金)

19:55 - 20:45 プラクティス1

2月11日(土)

11:35 - 12:25 プラクティス3
14:10 - 15:25 予選
18:33 - 20:00 決勝

一部セッションは公式youtubeで生配信される。
https://www.youtube.com/user/FIAFormulaE/

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