フォーミュラE 第3戦 サンティアゴ E-PRIX 情報

フォーミュラE 第3戦 サンティアゴ E-PRIX 情報

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フォーミュラE 2019/2020シーズンの第3戦であるチリ/サンティアゴでのレースが間もなく開催される。

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過酷な環境のチリ

各チームはサンティアゴで行われる第3戦に向けて準備を行っている。
サンティアゴは1年を通して雨が非常に少なく、気温が高いことで知られている。フォーミュラEが開催される1月には30度を超える日も多く、ドライバーやマシンにとっては過酷な環境下でのレースになることが予想される。
バッテリーやモーターの発熱で通常よりも電力の消費が激しくなり、終盤にプッシュできないマシンが増えることになるだろう。
前回のサンティアゴE-Prixではサムバードが優勝し、ヴァージンレーシングに過酷な環境下での勝利を届けた。また、昨年は完走者が14台と荒れたレースになったため、今回も波乱が起こる可能性は十分にある。


コース情報

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※以前の参考データ
全長:2.348 km
ターン:11
レコード:1:08.290(ルーカス・ディ・グラッシ)

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概要

FIAフォーミュラEチャンピオンシップの歴史の中で最も壮大なバトルが行われたコースの一つである。予想不能な戦いが繰り広げられるこのストリートサーキットが再び戻ってくる。
昨年よりも多い24台のマシンが競い合い、2つの新規ワークスメーカーの参入により激しさを増した今シーズンは、マシンとドライバーにとって更なる挑戦になるだろう。
コースはオヒギンズ公園を使ったレイアウトになっておりミスが許されない。

ターン

スタート/フィニッシュラインはターン1前のメインストレートに位置している。
ターン1とターン2は連続コーナーになっており、並んで侵入した場合は接触のリスクが高い。
ターン3からは左コーナーが連続してくる。徐々にコーナーの角度が浅くなるため少しずつ速度が乗る。ターン3やターン4でイン側にいればポジションを上げる又は守ることは容易になるだろう。
そしてターン6とターン7は連続コーナーになっているため、ここでは勝負を仕掛けにくい。その後のターン8が特徴的なロングコーナーである。緩やかなカーブに見えるが、後半は速度が高くなるため一瞬のミスでリタイヤになる危険がある。このエリアは外側の路面が汚れていると思われるため、サイドバイサイドの場合はアウト側が非常にリスキーなラインになる。
ターン9は3連続低速コーナーの始まりとなり、ターン10と最終のターン11は超低速のヘアピンコーナー。最後の賭けをする場合は見逃す手はない。最終コーナーは低速なため、アタックモード中はクロスラインでの立ち上がりで直線でのオーバーテイクを狙えるだろう。


1月18日(土)

08:00 - 08:45 (日本 20:00 - 20:45)プラクティス1
10:15 - 10:45 (日本 22:15 - 22:45)プラクティス2
12:00 - 13:00 (日本 24:00 - 25:00)予選
16:00 - 17:00 (日本 28:00 - 29:00)決勝

一部セッションは公式youtubeで生配信される。
https://www.youtube.com/user/FIAFormulaE/
※チリとの時差は12時間

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