フォーミュラE 2021 第3・4戦 ローマ E-PRIX 情報

フォーミュラE 2021 第3・4戦 ローマ E-PRIX 情報

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フォーミュラEはヨーロッパに舞台を移し、イタリア/ローマにやってくる。21 04 08t
開幕戦のディルイーヤで行われたダブルヘッダーからヨーロッパに舞台を移し、第3・4戦の舞台はイタリアの首都であるローマだ。
ローマの人口はイタリアの都市内で最も多く、観光都市としても多くの人々が行き交う。
長い歴史があるローマの市街地に最先端フォーミュラカーが集うことになる。
今回は4月の開催ということもあり、気候は過ごしやすくマシン/チームへの負担は少ないと思われる。

コース情報

rome
全長:3.385km
ターン:19
レコードタイム:なし

概要

昨シーズンは多くのE-Prixと同様に世界的パンデミックの影響で開催ができなかったイベントの一つである。
約2年ぶりの開催となる今回のローマE-Prixは、開幕戦同様にダブルヘッダーで行われる。
ダブルヘッダーは土曜日と日曜日に続けてレースを行うため、チームは忙しい週末を過ごすこととなる。
開幕戦では土曜日のレース1と日曜日のレース2で共に上位フィニッシュしたドライバーがいないため、チャンピオンシップはまだまだ混戦模様となっている。
また、開幕戦のサウジアラビアでは路面コンディションが大きく変化するため、出走順の有利不利が大きくタイムに影響した。
今回のローマE-Prixではそこまでの差がでないと予想されているため、土曜日の予選で速いタイムを記録したマシンが土曜日/日曜日のレースでも競争力を発揮するだろう。
湿度が高めの気候であり、ウェットレースとなった場合はドライバーの腕が試される。
過去にはサム・バードやミッチ・エバンスが優勝を飾っている。

ターン

過去に開催された際のコースから大きく変更が加わっており、ドライバーやチームは新しくコースに合わせた調整をしていく必要がある。
過去のレイアウトでもコーナー数が多く、フォーミュラEが行われるコースとしては長いトラックであったが、今回は更に距離が伸びて3.3kmを超える。
スタート/フィニッシュエリアが大きく異なり、ターン7がスタート後の最初のコーナーとなっており、最大のオーバーテイクポイントでもある。
最初の5連続直角コーナーは市街地コースらしいレイアウトだ。
ターン7で並べない限りは大人しく後ろについていくことになるだろう。
ターン12/13はタイトなシケインとなっており非常にリスキーだ。
ターン15はサーキットコースの様な曲線のヘアピンであり、ローマを象徴するようなコーナーだ。
その後は再度4連直角コーナーへと入っていき、そこを抜けるとフィニッシュラインを通過する。
フィニッシュライン後にターン1があり、ターン2も緩めのコーナーのため、ターン3でインサイドに飛び込むオーバーテイクが狙いやすいだろう。
ターン3/4の間は長い直線なので、ターン4への飛び込みでもオーバーテイクを狙える。
ターン4から立ち上がったらターン5/6のゆるいコーナーを高速で曲がり、スタートラインのストレートに戻ってくる。

4月10日(土)

15:00 - 15:45 プラクティス1
17:15 - 17:45 プラクティス2
19:00 - 20:00 予選
23:04 - 24:00 決勝1

4月12日(日)

14:00 - 14:45 プラクティス3
16:00 - 17:00 予選
20:04 - 21:00 決勝2
一部セッションは公式youtubeで生配信される。
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