フォーミュラE マヒンドラが2022シーズンカラーリングを公開

フォーミュラE マヒンドラが2022シーズンカラーリングを公開

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マヒンドラレーシングは、2022シーズンでアレクサンダー・シムズとオリバー・ローランドがステアリングを握り、FIAフォーミュラE世界選手権に挑戦する。
そして、2022シーズンで使用されるマヒンドラのマシンである”M7Electro”の発表を行い、新しいカラーリングを公開した。

インド系企業であるマヒンドラレーシングは、イギリスのバーミンガムにあるZF社の工場で新車を発表した。
新カラーリングは、今までのマヒンドラのメインカラーをより多く使い、昨シーズンまでのイメージから大きく変化し、アイデンティティを一新した。
新車発表では、チーム代表のディルバフ・ギル、ドライバーのアレクサンダー・シムス、日産から移籍したオリバー・ローランドに加え、チーフ・カスタマー&ブランド・オフィサーであるアシャ・カルガも参加した。

アシャ・カルガは2022シーズンに向けてコメントした。

「新カラーリングは、ダイナミックでより洗練されたものになりました。”技術”に注力している今日のマヒンドラを反映しています。新しい “Born EV “ロゴは、赤と銀のエネルギーが高速で通り過ぎていくように見えることでしょう。このロゴは電気革命に対する我々のコミットメントを反映しています。マヒンドラレーシングは、マヒンドラ社の中で最初にこのブランド・アイデンティティを背負う企業となりました」

マヒンドラのデザイン部門であるMahindra Advanced Design Europe (M.A.D.E.)は、「Born EV」プラットフォームの開発に貢献してきた。
また、マヒンドラは市販車へのフィードバックを目的とした「レース・トゥ・ロード」技術プログラムを導入することで、将来のEV化を加速させようとしている。

M7Electroは、2022シーズンもZF社のパワートレインを採用しており、シェルが開発した専用のe-トランスミッション・フルードを使用する。
これらの技術的なパートナーシップは2021シーズンから始まり、ロンドンでのレースでは勝利を収めた。
また、4回の表彰台と9回のスーパーポール進出、1回のポールポジションを獲得した。

マヒンドラ・レーシングのCEO兼チーム代表であるディルバフ・ギルは次の様に語った。

「2022シーズンを迎えるにあたり、ニューマシンを発表できることに興奮しています。また、新しいワードマークとロゴを発表できることを光栄に思います。私たちは、8年目のシーズンに向けて気持ちを高め、素晴らしいパートナーと手を取り合ってパッケージを最大限に活用していきます」

マヒンドラはニック・ハイドフェルドがテスト兼リザーブドライバーから退くことを発表したが、マヒンドラ・レーシングの特別顧問として引き続きチームとの連携は継続する。
また、ジョーダン・キングは開発ドライバーとして2年目を迎える。

マヒンドラ・レーシングは環境マネジメントシステムの要求事項を定めたISO認証を取得したことを発表し、サスティナビリティの面でも先頭を走り続けている。

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