フォーミュラE マクラーレンがレネ・ラストと契約

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マクラーレン・レーシングはレネ・ラストと共に、2023年からのフォーミュラEデビューシーズンを戦うことを発表した。

NEOMマクラーレン・フォーミュラEチームは、ドライバーラインナップの第一弾としてドイツ人ドライバーのレネ・ラストを起用することを発表した。
ラストはシーズン7でアウディ・スポーツからフォーミュラEへフル参戦し、プエブラでは2位というベストリザルトを残している。
元々はスポーツカーレースで数々の功績を残しているラストは、2023年にフォーミュラEへの復帰を果たすことになる。
ラストのフォーミュラE初参戦は2015/2016シーズンであり、本格的な参戦は2020年のシーズン6のベルリンで行われた6連戦だ。
その後は1アウディのフルタイムドライバーになり、戦闘的なドライビングスタイルで上位争いを展開していった。
また、2017年、2019年、2020年にDTMのチャンピオンを獲得しており、2012年と2014年のスパ24時間レース、2014年のニュルブルクリンク24時間レースで総合優勝、2012年と2016年のデイトナ24時間レースでクラス優勝を獲得している。22 09 01 1

マクラーレン・レーシングは、メルセデスEQのフォーミュラEチームを引き継ぎ、完全な新車で争われるGen3時代へのスムーズな移行を目指している。
チーム変更に伴ってドライバーも変わることになり、ラストはその一人だ。
そんなラストはインタビューで次のように語った。

「NEOMマクラーレン・フォーミュラEチームに参加できることを嬉しく思っています。レースファンとして、マクラーレンは常に大きな魅力を持っています。来シーズンはマクラーレンを代表してフォーミュラEに参戦できることを光栄に思うと共に誇りに思います。以前、フォーミュラEでフルシーズンを走ったことがありますが、それは素晴らしい経験でしたし、自分はまだドライバーとして終わっていないと思っていました。今、その旅を続ける機会を得ていることに興奮しています。非常にモチベーションが高く、一緒に素晴らしいものを作り上げられると信じています。早く仕事を始めたいです」

 

チームもラストの加入を歓迎している。

「チームにとって新しい章の始まりに近づいている中、来シーズンのドライバーラインナップにレネを加えることができ、大変うれしく思っています。レネはこれまで参戦してきたすべてのシリーズで、何度もそのレースセンスを発揮してきました。彼は非常に速いだけでなく、安定性もあり、フォーミュラEでの貴重な経験もあるので、チームにとっても彼自身にとってもそれらは大きな助けになるはずです。シーズン9はチームにとってエキサイティングな挑戦になることが約束されており、我々のマシンの1台を信頼できるレネの手に委ねることができることをうれしく思います」

マクラーレン・レーシングのCEOであるザック・ブラウンは次のようにコメントした。

「レネは、これまで参戦してきたシリーズで長年にわたって印象的な活躍をしてきました。彼は真のレーサーであり、どのマシンを運転しても速いことを証明してきた。彼のフォーミュラEでの経験はマクラーレン・レーシングがフォーミュラEの新時代に突入する上で、非常に貴重なものになるでしょう。レネをマクラーレン・レーシング・ファミリーに迎えることができ、とても嬉しく思っています」

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