フォーミュラE 2022テチータ カラーリング

フォーミュラE 2022テチータ カラーリング

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テチータは、フランスのアレス・サーキットで行われたシェイクダウンで、2022シーズンのフォーミュラE世界選手権で使用する”E-TENSE FE21”のカラーリングを公開した。

カラーリングは、DS Automobiles社のデザインスタジオが手がけたもので、テチータだと一目でわかる黒と金のお馴染みのカラーとなった。
シーズン8もダブルチャンピオン経験者のジャン-エリック・ベルニュと、2020年のチャンピオンであるアントニオ・フェリックス・ダ・コスタがステアリングを握る。
経営陣には変化があり、チーム代表として過去4シーズンの成功を収めたマーク・プレストンがチームCEOに就任し、トーマス・シュヴォーシェがチーム代表の役割を担うこととなった。

DSパフォーマンス・ディレクター兼チームプリンシパルのトーマス・シュヴォーシェは以下の様にコメントした。

「チーム内の組織変更をしても、タイトルを獲得するという我々の主な目標に関しては何も変わりません。この新体制のおかげで、我々はこれまで以上にレースに集中することができ、それがDSテチータとDSオートモービルにとって重要なことなのです」
「レースというビジネスは技術的な要素だけではなく、テチータの持続可能な未来を作るために非常に多くのことを必要とします。今こそ、チームとフォーミュラE自体の将来の成長に力を注ぐべきだと信じています」

 


DS社は、世界をリードする電気自動車レースシリーズであるフォーミュラEを活用し、レーシングカーから市販車への技術移転にしっかりと焦点を当てている。
競技で培われたノウハウを自動車開発に反映させてきたDSは、この取り組みをシーズン8以降も継続していくことを望んでいる。

DSオートモービルのCEOであるベアトリス・フーチャーは次のように述べた。

「DSオートモービルのフォーミュラEへの参加は、2024年に100%電気自動車のみを生産するという当社の電動化戦略の主要な部分を占めています。DSパフォーマンス社の社員の資質は、2年連続で2つのダブルタイトルを獲得したことや、他のコンストラクターが達成していないGen2マシンでの9勝という記録によって証明されています」
「我々は、フォーミュラEを常設の実験室として利用し、専門知識やノウハウを公道モデルに反映させています。また、あらゆる地域でのDSオートモービルの評価を向上させるために、この電気自動車のチャンピオンシップの発展に引き続き参加したいと考えています」

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昨シーズン、ダ・コスタとベルニュはモナコとローマでそれぞれ1勝ずつを挙げ、ランキングトップ10入りを果たした。
そして両者とも、2022シーズンは再びトップ争いに加わりたいと考えている。
ダ・コスタは以下の様にコメントした。

「この時期は本当にワクワクしますね。エンジニア、メカニック、そしてチーム全体でレースに勝ち、より多くのタイトルを獲得するために懸命に取り組んできました。新しいカラーリングも素晴らしいし、3年目となるテチータとは家族のような気持ちです。このチームでレースに戻るのが待ちきれないです」

ベルニュもコメントした。

「このチームと一緒に新しいシーズンを始められることを心から喜んでいます。この数ヶ月間、多くの作業を行ってきましたが、来年は自分たちが挑戦者としてタイトル獲得をする目標に向かって、皆が非常に意欲的に取り組んでいます。素晴らしい競争を楽しみにしていますし、フォーミュラEで最高のシーズンになるように全力を尽くします」

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