サム・バード 移籍後に早くも優勝

サム・バード 移籍後に早くも優勝

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サム・バードはディルイーヤで行われた第2戦で、ジャガー・レーシングと共に勝利を手にした。

バードの前回の勝利は昨シーズンのディルイーヤE-Prixであったため、丁度1年ぶりの勝利となった。
今回の優勝によって、ここまで続いている「全シーズンで勝利」というユニークな連勝記録を更新した。

バードは、ヴァージンレーシングでチームメイトだったロビン・フラインスに先行を許し、彼のすぐ後ろで常にチャンスを狙っていた。

レースを終えたバードはインタビューに答えた。

「マシンの中では少し感情的になっていました。参戦初年度から家族同然であったヴァージン・レーシングからジャガー・レーシングに移籍したことは、僕にとって大きな転機であり、大きなステップだったんだ。ロビンはとてもリスペクトしていたし、レースをするのが楽しくて仕方がなかった。本当に良いバトルだった」

Sam Bird (GBR) Panasonic Jaguar Racing, 1st position, celebrates with his team

「プレシーズンの間、一緒に頑張ってきたし、いくつかの課題もあったけど、全てこの結果のために努力してきた。今回の結果はチーム、そしてこのプロジェクトに取り組んでくれたジャガーのみんなの努力の結晶だよ。今回のレースウィークを力強く終えることができたので、次のローマE-Prixで良いレースができるのを楽しみにしているよ」

ジャガーは第1戦でミッチ・エバンスが3位を獲得し、第2戦では優勝しているので、チームランキングトップで4月10日のローマを目指すことになった。
チーム代表のジェームス・バークレイもダブルヘッダーを終えて喜びを語った。

「2つのレースで2つの表彰台を獲得できました。一つは3位入賞、そしてもう一つは優勝という素晴らしいスタートを切ったことは、ジャガーにとって世界選手権での素晴らしいスタートとなりました。新しいジャガーI-TYPE 5を含め、パフォーマンスのあらゆる面でチーム一丸となって取り組んできた証です。チャンピオンシップをリードしてサウジアラビアを去ることができたことは素晴らしいことで、このポジティブな勢いをローマでも維持できるように努力していきたいと思います」

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