ROUND11 ベルリン E-PRIX 決勝ハイライト

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フォーミュラE 2019/2020シーズン第11戦がドイツのベルリンで行われた。

舞台となるドイツ、ベルリンのテンペルホーフ空港は通常の市街地コースではなく、旧空港に特設コースを設計している。
路面はアスファルトではなくコンクリート。
ロングコーナーが多く、自由なライン取りが特徴だ。
今シーズンのベルリンは3回のダブルヘッダーを行い、計6レースが開催された。
それに伴い3種類のコースレイアウトを使用した。
第6-7戦は逆走レイアウト、第8-9戦は純正レイアウト、最終の10-11戦は純正レイアウトの裏セクションが新規レイアウトのコースがそれぞれ使用される。

予選では、メルセデスのストフェル・バンドーンがポールポジションを獲得し、2019/2020シーズンのフォーミュラE最終戦を予選トップで終えた。
2番手は後半戦で調子を上げている日産のセバスチャン・ブエミ。
3番手にはベルリンからアウディ入りをしているレネ・ラスト。
4番手にはメルセデスのニック・デ・ブリーズ。
5番手はヴァージンレーシングのロビン・フラインス。
6番手はベンチュリーのエドアルド・モルタラとなった。

ワークス勢のトップ争い

トップスタートのバンドーンはターン1を首位でクリアし、後続も大きなトラブルはなくオープニングラップを完了した。
上位争いはワークスチーム同士の激しい争いとなった。
首位を走るバンドーンのメルセデスと、ブエミが操る日産、そして注目のラストが乗るアウディだ。
そのすぐ後ろにはもう一台のメルセデスであるデ・ブリーズが接近し、序盤にラストをパスして3位に浮上した。
上位3台は早いタイミングでアタックモードを使用して後続との混戦を逃れた。

2度目のアタックモード

上位勢ではデ・ブリーズが2回目のアタックモードを早々に使用しペースアップをした。
これを受けて、他の上位勢もアタックモードを使用していき、カバーに入った。
ラストは少しタイミングを変えて二度目のアタックモードを使用した。
大部分がアタックモードを使い切ったタイミングで、バンドーンは2番手のブエミに対して若干のリードを築いていた。

最後の戦い

シーズンの最終戦を良い結果で終えるため、レース終盤はバトルが激しさを増した。
オーバーテイクが難しくなった新レイアウトを感じさせないバトルが展開され、中団では後方スタートだった実力者がポジションを上げて来ていた。
特に、前戦で下位に沈んでいたチャンピオンチームのテチータの2台が後方からの素晴らしい追い上げを見せた。
2台揃って合計20台以上のマシンをオーバーテイクし、ポイント圏内まで這い上がった。
チャンピオンチームらしい強いレースを見せた。
また、ヴァージンレーシングのバードとアウディのディ・グラッシもスタートポジションから順位を大幅に上げてフィニッシュとなった。
トップ集団は残り2分となったところで、3番手を走行していたデ・ブリーズがブエミを攻略して2番手に浮上する。
シーズンラストレースを制したのはメルセデスのバンドーンとなり、2位にもメルセデスのデ・ブリーズが入ったことでメルセデスは最高の形で2019/2020シーズンを終えた。
3位は日産のブエミが獲得し、最終戦を表彰台で終えた。
アプトの代役でベルリンE-Prixに参戦したラストが大健闘の4位。
ヴァージンレーシングのバードが5位に入り後方からの素晴らしい追い上げを見せた。

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シーズン終了

最終戦はメルセデスの1-2フィニッシュで幕を閉じた。
日産も競争的なレースを見せ表彰台に乗り、そこにアウディが続く形となった。
フォーミュラEに参戦するワークスチームが存在感を出すレースとなった。
チャンピオンチームのテチータも後方から力強いレースをしてポイント圏内まで挽回した。
これで2019/2020シーズンが終了した。
新型コロナウイルスの影響で変則的なシーズンとなったものの、同一開催地での複数レイアウトや連続ダブルヘッダー等の新しいチャレンジを成功させ、フォーミュラE自体の成長を感じるシーズンとなった。

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