ROUND10 ベルリン E-PRIX 決勝ハイライト

ROUND10 ベルリン E-PRIX 決勝ハイライト

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フォーミュラE 2019/2020シーズン第10戦がドイツのベルリンで行われた。

舞台となるドイツ、ベルリンのテンペルホーフ空港は通常の市街地コースではなく、旧空港に特設コースを設計している。
路面はアスファルトではなくコンクリート。
ロングコーナーが多く、自由なライン取りが特徴だ。
今シーズンのベルリンは3回のダブルヘッダーを行い、計6レースが開催された。
それに伴い3種類のコースレイアウトを使用した。
第6-7戦は逆走レイアウト、第8-9戦は純正レイアウト、最終の10-11戦は純正レイアウトの裏セクションが新規レイアウトのコースがそれぞれ使用される。

予選では、日産のオリバー・ローランドがテチーターの連続ポールポジションを止めてトップタイムを記録した。
2番手はヴァージンレーシングのロビン・フラインス。
3番手にはポルシェのニール・ジャニ。
4番手にはベルリンからアウディ入りをしているレネ・ラスト。
5番手はマヒンドラのアレックス・リン。
6番手はジェームス・カラドに変わって参戦したジャガーのトム・ブロンクビストとなった。

ローランドが首位を守る

日産のローランドが久々のポールポジションを獲得し決勝をスタートした。
オープニングラップを危なげなく首位通過し、トップを守った。
上位勢には大きな順位変動はなく、オープニングラップは終了した。
上位勢の後ろからはロッテラーが激しいバトルを制してポジションを上げてきた。
レース前半に4位まで上がって来た。

新レイアウトの違い

ベルリンのコース特性であるロングコーナーが少なくなり、代わりに市街地コースで見る様なタイトで小さいコーナーが増えたことにより、バトルをする場所やオーバーテイクの仕掛けるポイントが変わった。
特に後半セクションのタイトなエリアは狭く抜きにくいため、前半セクションでの激しいバトルが増加した。
中団ではチャンピオンを決めたダ・コスタが後方スタートながらポジションを上げてきた。

ファイナルラップの表彰台争い

フォーミュラEらしいファイナルラップバトルが今回も行われた。
戦いは3位のロッテラー対、ベルリンからアウディに加わったラストの2名。
ファイナルラップの前半区間をロッテラーが先行するが、ゴールまでのバッテリーが少なく、チェッカーを受けるためにはペースを上げられない状況となっている。
そこにラストが急接近し、タイトな後半セクターで両者は接触しながらのバトルを展開する。
勝負は、最終コーナー前のヘアピンでインサイドからラストが前に行き、表彰台をもぎ取った。
そして優勝は日産のローランドだった。
ポールポジションからそのまま逃げ切り完璧なレースコントロールを行った。
2位にはヴァージンレーシングのフラインスが入った。

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日産の勝利

今シーズン、思うような成績を出せていなかったローランドが予選から速さを見せて見事に優勝した。
チームラインキングでも日産に大量ポイントをもたらし、チームランキングで2位を獲得できるチャンスが増えた。
チームメイトのブエミも22番手から追い上げ、最終的に10位でポイントを獲得した。
チャンピオンとなったテチーターは2台共後方へ沈んだが、既に年間王者となっているため、日産の大量ポイントにも気楽だ。

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