BMWチームにギュンターが加入

BMWチームにギュンターが加入

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マキシミリアン・ギュンターはドラゴンレーシングを離れ、BMW iアンドレッティ・モータースポーツに加わり、昨シーズンBMWチームで戦ったベテランドライバーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタの離脱が決まった。

2年目の若手、ギュンターの加入

22歳のギュンターは、ジェオックス・ドラゴンレーシングでのフォーミュラEデビューシーズンを終えた後、ワークスチームであるBMW i アンドレッティ・モータースポーツへの加入が決まった。
2018/2019シーズンに計10レースを戦ったギュンターは、フォーミュラE参戦初年度をランキング 17位で終え、チームメイトのホセマリアロペスを上回る順位でシーズンを終えた。
ルーキーシーズンで経験が比較的不足しているにもかかわらず、シーズン中にはスーパーポールに2度進出し、決勝では5位という最高位を記録した。

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BMWの新戦力

BMWグループのモータースポーツディレクターであるイェンス・マルカートは以下の様に語った。

「ギュンターがBMWファミリーに復帰するのを楽しみにしています。昨シーズン、彼のパフォーマンスを非常に有望でした。ギュンターは度々自分のマシンパッケージから最大限を引き出し活用し、予想を上回る走りを見せてくれました。 その中で彼はいくつかの印象的な結果を残しました。我々のBMWチームにトップシングルシーターレースの経験を持つドライバーがいるのは素晴らしいことです。」

マキシミリアン・ギュンターは2011年にフォーミュラBMWタレントカップでシングルシーターレースでキャリアをスタートした後、F3とF2を含むさまざまなレベルのシングルシーターレースに参加し、2019年にEVシリーズに参戦した。ギュンターもBMWへの加入についてコメントした。

「今、BMW iモータースポーツの一員になれたことは素晴らしいことです。このチームは、昨シーズンのフォーミュラEで強力なシーズンを過ごし、最初のレースで優勝し、タイトル戦争いに関与しました。 なので、この移籍は私にとって間違いなく素晴らしいステップです。BMWと再び共闘することは非常に楽しみです。」

BMWチームは、昨シーズンドライバーを務めたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタのチーム離脱を決定したため、ギュンターは2019/20シーズンのBMWチームで最初に発表されたドライバーになった。BMWを去るダ・コスタにチームは感謝を述べた。

「この機会にアントニオに感謝します。過去のフォーミュラEシーズン、そしてDTM、WEC、GT、をBMWワークス・ドライバーとしての共に戦いました。6年間の良いコラボレーションに感謝します。私たちは一緒に素晴らしい時間を過ごしましたが、変化は双方にとって良いことであると同意し、今回の発表をすることになりました。私たちは彼が新しい旅で最高の仕事ができることを願っています。」

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ベテランの次は

ダ・コスタはフォーミュラE初年度から参戦を続け、2度の優勝と5回の表彰台を獲得してきた。参戦数は50レースを越え、多くの経験を積んできた彼は新しい挑戦を始めようとしている。

「私はいつもBMWファミリーの一員であることを喜び誇りに思っています。BMW モータースポーツは私に多くの異なるジャンルのレースを経験させてくれました。信じられない程の量を学ぶ機会を与えてくれました。また、フォーミュラEでのBMW i アンドレッティ モータースポーツの素晴らしい時間に感謝したいと思います。 今は新しい課題に直面していますが、BMWでの時間を常に懐かしく思います。」

ダ・コスタの次のステップは明かされていないが、28歳の彼の未来がどうなるかについては様々な予想が行われている。BMWとの最後のシーズンを6位で終え、ある時点ではタイトル争いもしていた。次にダ・コスタがどこへ行くかは時間が経てば教えてくれるだろう。

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