BMWにジェイク・デニスが加入

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BMW iアンドレッティ・モータースポーツは、ジェイク・デニスを2020/2021シーズンのFIAフォーミュラE選手権のドライバーとして起用することを発表した。

経験豊富な若手

25歳のイギリス人ドライバーであるデニスは、BMWモータースポーツのシミュレーターを使ったテストセッションを行うなど、集中的な選考プロセスを通過してレギュラードライバーのシートを獲得した。
デニスは2019年のDTMに参戦し、アストンマーティンでフルシーズンを戦った。
また、バサースト12時間耐久レースでポールポジションを獲得し、2位表彰台を達成している。
2018年からF1チームのレッドブル・レーシングでテストと開発を担当しており、これまでのキャリアの中で複数のカテゴリーを経験してきた彼の有用性と汎用性は、フォーミュラEでも有利に働くだろう。

デニスのコメント

初のレギュラードライバーとなるデニスは、BMWドライバーとして意気込みを語った。

「フォーミュラEでの新たな挑戦をとても楽しみにしています。BMWのチームメンバー達の信頼に感謝したいと思います。過去に様々なレースカテゴリーを経験し、これまでの活動は常に私の強みであり、チームスタッフとパートナーであるマキシミリアン・ギュンターの助けがあれば、すぐに自分の方向性を見出せると確信しています。フォーミュラEはレーシングドライバーとして、今すぐにでも参加したいレースシリーズのひとつです。BMWで初めてフォーミュラEのレースをスタートするのが待ち遠しいよ」

BERLIN TEMPELHOF AIRPORT, GERMANY - AUGUST 13: Maximilian Günther (DEU), BMW I Andretti Motorsports climbs out of his car in the garage during the Berlin E-Prix VI at Berlin Tempelhof Airport on Thursday August 13, 2020 in Berlin, Germany. (Photo by Sam Bloxham / LAT Images)

BMWが求めたドライバー

BMWグループ・モータースポーツ・ディレクターのイェンス・マルカートはデニスの加入についてコメントした。

「ジェイク・デニスをBMWファミリーに迎え入れ、BMW iアンドレッティの新しいメンバーとして歓迎したい。彼のような若くて才能があり、多才なドライバーを我々のフォーミュラEプロジェクトに採用できたことを嬉しく思っています。BMWモータースポーツ・シミュレーターやBMW iFE.20でのテスト・ドライブで彼のパフォーマンスは印象的でした。ですから、ギュンターと共に我々のマシンのドライブを担当してもらうことにました。ジェイクは去年のDTMに参戦し、バサースト12時間レースで表彰台を獲得するなど知名度を上げてきました。それにレッドブル・レーシングのシミュレーターと開発ドライバーでもあり、高い開発力も持っています。しかし、今回の我々の決定はDTMやF1で活躍したことがあるかどうかだけに基づいているわけではありません。フォーミュラEで成功するためには、ドライバーは非常に特別な基準を満たさなければなりません。私たちはそれらすべてを考慮し、候補者を徹底的にテストしました。最終的に、ジェイク・デニスがフォーミュラEのドライバーに求める完璧なパッケージを提供してくれることは明らかでした」

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