フォーミュラE ジェッダでルーキープラクティスを実施

フォーミュラE ジェッダでルーキープラクティスを実施

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FIAフォーミュラE世界選手権は、ジェッダE-Prixの一環として、同選手権に参戦したことのないドライバーを対象としたルーキープラクティスセッションを実施する。

2月13日に予定されている40分間のセッションでは、他のモータースポーツ選手権で経験を積んだ才能あるドライバーたちが、フォーミュラEのGEN3 Evoカーの新技術を体験するための貴重なセッションを提供する。
ルーキー限定のフリープラクティスセッションとなり、 他シリーズで活躍するレーシングドライバーがフリー走行用のeライセンスで参加可能となる。
各チームはイベントの7日前までにドライバーを指名し、レースカーナンバーを割り当てる。
この取り組みは、マドリードで行われた第1回女性テストに続くもので、次世代のレーシングドライバーのために最新のフォーミュラEマシンを体験して将来の道を切り開くためのものだ。

フォーミュラEの共同創設者兼チーフ・チャンピオンシップ・オフィサーであるアルベルト・ロンゴは次のように述べている。

「11月の女性テストセッションでの成功に続き、ジェッダE-Prixでルーキー専用のフリープラクティスセッションを導入できることをうれしく思います。このセッションは、女性を含む次世代の才能あるレーサーを育成するという我々のコミットメントを果たすための重要な次のステップです。最先端のGEN3 Evoマシンをドライブするこの機会は、若いドライバーたちにとってかけがえのない経験となり、フォーミュラEとモータースポーツ全体の未来のスターを育成することに大きく貢献すると確信しています」

FIAのフォーミュラE選手権責任者であるパブロ・マルティーノは次のように述べた。

「FIAにとって、世界選手権を通じてドライバーのキャリアを発展させることは非常に重要であり、フォーミュラE世界選手権は最も競争力のあるグリッドのひとつです。そして、次世代の有望な才能がフォーミュラEとEVレースの特殊性を発見し、それに応じてドライビングスタイルを適応させることができるような機会を提供することは、選手権の継続的な成長にとって不可欠です」

2025年2月14日(金)と15日(土)に開催されるサウジアラビアのジェッダE-Prixはダブルヘッダーイベントとなる。
その注目のイベントを前に、次世代を期待されるレーサー達が同じサーキットでプラクティスを行うことは、将来のチャンピオン候補を考える上でも重要となるだろう。

出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/517127

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