サム・バードがジャガーレーシングと複数年の契約延長を発表
ジャガーTCSレーシングとサム・バードは、昨年の移籍初年度で成功を収めたことで、新たに複数年契約を結ぶことで合意した。
バードはシーズン7の開幕戦ディルイーヤでジャガー移籍後初優勝を果たし、ローマでは表彰台、ニューヨークでも優勝したことで、ドライバーズチャンピオンシップで6位となった。
そしてチームメイトのミッチ・エバンスの活躍もあり、ジャガーはチームランキングで2位を獲得し、フォーミュラEにおける自己最高位を達成した。
複数年契約によってジャガーとのレースか活動が今後も続くことが決まったバードは以下の様にコメントした。
「ジャガーレーシングでの最初のシーズンで、チームは私にすべてのことを教えてくれました。私は素晴らしいシーズンを終えてジャガーレーシングファミリーの一員であり続けたいと思いました。チーム全体が高い士気と集中力を持ち、結果を出す準備ができていて、それこそが私が一緒に仕事をしたい人たちなのです。そして今シーズンは、シーズンオフに行った練習の成果を発揮し、できるだけ多くのポイントを獲得することを目指します」
We were never in doubt – @sambirdofficial signs a new multi-year contract with the team 🖊 Here’s to an electric future, Sam! 🤜⚡️🤛#ReimagineRacing #JaguarElectrifies #RaceToInnovate #ABBFormulaE pic.twitter.com/gcYBI1xtrw
— Jaguar TCS Racing (@JaguarRacing) January 19, 2022
ジャガーレーシングのチーム代表であるジェームズ・バークレーは次の様に語った。
「我々のチームで素晴らしい初シーズンを終えたサム・バードが、ジャガーTCSレーシングで電気自動車のレースキャリアを続けることが確定し、シーズン8に向けて本当に前向きなスタートを切ることができました。サムの昨年の成績は、彼がジャガーTCSレーシングに非常によく馴染み、我々の目標を共有し、ファミリーの一員であることを示しています」
「皆が知っているように、サムはレースで勝利するために必要な大きな決意と才能を持っています。サムとの契約延長を決めたことで、我々は共にGen3の開発と準備に集中することができます。しかし、次に始まるのはシーズン8であり、我々は世界選手権に向けたキャンペーンを開始するため、まずは今シーズンにできるだけ多くのポイントを獲得することを目標としています」