ジョビナッツィがフォーミュラEについて語る

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ドラゴン/ペンスキーの新たなドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィは、電動シングルシーターの運転に慣れるのが「難しい」と認め、プレシーズンテストでドライブし、自信を深めようとしている。

2022シーズンFIAフォーミュラE世界選手権に参戦する3人の新人のうちの1人であるアントニオ・ジョヴィナッツィは、セルジオ・セッテ・カマラとともにドラゴン/ペンスキーから参戦を果たす。

ジョビナッツィは、スペインのバレンシアにあるリカルド・トルモ・サーキットで行われた公式プレシーズンテストで、ペンスキーEV-5に初めて乗り込んでステアリングを握った。
プレシーズンテストで体験したフォーミュラEマシンについて、インタビューに答えた。

「F1だけでなく、他のレーシングカーとも何もかもがまったく違っていますが、これは予想していました。このマシンに慣れるための数日間は厳しいものでした」
「月曜はマシンに乗って初めての周回で、その後は初めてのレースシミュレーションだったので、いろいろなことを学ぶ機会がありました。日に日にマシンに慣れていますし、あと2、3か月もすればもっと良くなると思います」22 01 13 1

「LMP2、GT、F1といろいろなクルマに乗ってきましたが、このクルマに乗ると全てが違って感じられます。特にブレーキングではダウンフォースが効いていて、更に音がしないので難しいと思っていましたが、予想以上に厳しかったです」

ジョビナッツィはテストで練習を重ね、2日間で147周という素晴らしい数回数を記録した。
初日こそタイムシートの順位は低かったものの、第4セッションでは、ストフェル・バンドーンのフルパワー・ラップの1秒以内につけて、17位でセッションを終了した。
ジョビナッツィはスペインでの走行を終えた後、サウジアラビアに移動してアルファロメオ・レーシングでのF1活動に戻る忙しい時期を過ごしている。
ジョビナッツィは、2022年1月28日から開催されるシーズン8の開幕戦に向けて、ドラゴン/ペンスキーのシミュレーターを活用していくことになる。

「12月から1月にかけて、ファクトリーのシミュレーターでたくさんの作業をしてベストを尽くしたいと思います。シーズンの最初の頃は難しいと思いますが、できるだけ早くマシンに慣れるように頑張ります」
「F1でのレース終了後はシムでたくさん走って、各種手順や作業をしていきます。間でクリスマスもありますが、開幕までの少ない時間を可能な限り有効活用したいと思います。いつももっと多くの時間が欲しいと思うけど、現実は仕方ないですね」

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