フォーミュラE 日産のルーキー テスト参加ドライバー

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日産は、4月24日にベルリンで開催されるルーキーテストに、FIAF3の現役チャンピオンであるビクター・マーティンスと、FIAF2での優勝を複数回記録しているルカ・ギオットを起用することを決定した。

28歳のイタリア人ドライバーであるギオットは、GP3シリーズでランキング2位を記録し、F2でも複数回の優勝を経験しているドライバーだ。
また、フォーミュラEでも既に活動しており、シーズン開幕からチームのシミュレータードライバーとして働いている。

21歳のフランス人ドライバーであるマーティンスは、アルピーヌ・アカデミーの一員で、現在参戦しているF2において、開幕3戦ですでに2回の表彰台とポールポジションを獲得している。
昨年はFIAF3で王座を獲得しており、注目の若手ドライバーの一人だ。

ギオットはルーキーテストについて以下のように語った。

「日産フォーミュラEチームの一員として、このような素晴らしい選手権に参加できることを本当にうれしく思っています。日産は巨大なブランドであり、ルーキーテストへの参加は私にとって特別なことです。シミュレータードライバーとしての私の仕事は、さまざまなセッティングやプログラムをテストしてチームを助けることです。フォーミュラEではサーキットでの走行時間が非常に限られているため、シミュレーターからのデータがレースで非常に重要になります。今回のルーキーテストでは実車のフィーリングを理解し参考にすることができるので、ファクトリーでの仕事に役立つことは間違いありません。ルーキーテストは、私にとってエキサイティングな機会であると同時に、次にバーチャル世界に入るときにも役立つはずです。ベルリンのコースは本当に楽しそうですし、実際に走って体験するのが楽しみです」

マーティンスもコメントした。

「日産のルーキーテストに選ばれたことはとても光栄なことです。チームは、私が所属するアカデミーと密接な関係にあり、フォーミュラEマシンを初めて体験できる絶好のチャンスです。すでにシミュレーターに乗ったことがありますが、とても面白かったです。学ぶべきことはたくさんあるし、異なるドライビングスタイルを使わなければならないでしょう。さまざまなクルマで自分のスキルを伸ばし続けることができる絶好の機会だし、挑戦するのが楽しみです。このテストを最大限に活用し、チームとサーキットでできる限り多くのことを学びたいと思います」

日産フォーミュラEチームのマネージングディレクター兼チーム代表であるトンマーゾ・ボルペは次のように語った。

「まず、ルカ（ギオット）の加入を本当にうれしく思っています。彼はシーズン当初からシミュレーターで仕事をしていたので、実際のマシンで走る機会を与えるのは理にかなっています。このテストはチームにとって貴重なもので、ルカのシミュレーター作業に恩恵を与え、パフォーマンスを向上させるための経験をたくさん積ませることができます。そして、ビクター（マーティンス）は若く有望なドライバーであり、彼のような新星をGen3に乗せることができるのは、チャンピオンシップにとって素晴らしいことです。彼は今年F2デビューを果たし、強さを見せているので、走行チャンスを与えることは我々にとって自然な選択でした」

 

出典：https://fiaformulae.com/en/news/414351/ghiotto-and-martins-in-at-nissan-for-berlin-rookie-test

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