ロビン・フラインス ヴァージン・レーシングとの契約を延長
2020/2021年シーズンのチャンピオン候補であるロビン・フラインスは、フォーミュラE世界選手権のシーズン8で英国を拠点とするエンビジョン・ヴァージン・レーシングと引き続きシーズンを共にすることを発表した。
エンビジョン・ヴァージン・レーシングは、ロビン・フラインスがチームとの契約を2021/2022年シーズンまで延長したことを発表した。
フラインスは現在、ドライバーズランキングで2位につけており、ベルリンで開催されるシーズンフィナーレのダブルヘッダーに挑む。
シーズン5でヴァージン・レーシングに加入したフラインスは、参戦2戦目にして初の表彰台を獲得し、ウェットレースとなった2019年パリE-Prixで初優勝を果たした。
2020/2021年は安定した成績を展開しており、2位2回、5回のポイント獲得など、チャンピオンシップに向けて順調に進んでいる。
ロビン・フラインスは今回の発表についてコメントした。
「来シーズンもエンビジョン・ヴァージン・レーシングに残ることができてとても嬉しいです。私たちには素晴らしいクルマがあり、非常に才能豊かで献身的なチームが驚異的な仕事をしています。世界で最も予測不可能で競争の激しいレースシリーズのひとつであるこのレースで、私たちは安定した成績を残すことができました。また、ニック(キャシディ)がチームにいることも素晴らしいことです。グリッド上のスキルレベルは非常に高く、このチャンピオンシップは年々厳しくなっています。しかし、今年の残り2戦、そしてシーズン8に向けて非常に有利な状況にあると思います」
After today’s double points haul in Monaco, we’re delighted to have achieved a landmark 1,000 points in @FIAFormulaE
Thanks to everyone who’s contributed to our journey 🙌 pic.twitter.com/2sjcLdEOvF
— Envision Virgin Racing (@EnvisionVirgin) May 8, 2021
新人のチームメイトであるニック・キャシディの活躍もあり、ヴァージン・レーシングは累計チャンピオンシップポイント1,000点を突破するという記録的な瞬間を達成した。
アウディ製パワートレインを搭載したヴァージン・レーシングは、メルセデスとジャガーに対して僅かながらリードしてチームランキングのトップに立っている。
エンビジョン・ヴァージン・レーシングのマネージング・ディレクターであるシルヴァン・フィリッピは、今シーズンのフラインスについて次のように述べた。
「彼は我々のチームに不可欠な存在であり、チームの皆と素晴らしい関係を築いています。それに加えて、彼のレースに対する成熟したアプローチと戦略的思考が、コース上での堅実なパフォーマンスをもたらし、チームの成功に大きく貢献してくれました。ロビンをチームに引き留めることは、我々にとって明確かつ自然な選択でした。彼はこれまで多くのことを成し遂げてきましたが、まだまだ多くの可能性を秘めています。彼をまたチームに迎え、来年に向けて何をしてくれるのか、ワクワクしています」