ダリオとスージーが語る過去の経験

ダリオとスージーが語る過去の経験

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ダリオ・フランキッティとスージー・ウォルフは、イギリスのメンタルヘルス啓発週間の一環として、自身のモータースポーツキャリアの中での過去の経験や感情について語った。

大物同士の対談

“親切になる” は、今年のイギリスメンタルヘルス啓発週間のテーマであり、それは現在の世界的なパンデミックに対して適切である。
現在はロックダウンで世界の人口の5分の1以上を制限を受けている。
ユニセフを支援するために行われている「ABB Formula E Race at Home Challenge」第5戦の放送では、3度のインディ500ウィナーでフォーミュラE解説者を務めるダリオ・フランキッティが、ROKiTベンチュリー・レーシングのチーム代表であるスージー・ウォルフと対話し、モータースポーツキャリアの中での自信喪失や感情の変化について語った。

フランキッティのコメント

「私は、自らが直面している課題について積極的に話してくれる人をとても尊敬しています。私のキャリアの中では非常に孤独な時期があったことを覚えています。モータースポーツはチームスポーツでありながら、マシンにはドライバー自身の名前のみが刻まれており、実際にパフォーマンスを発揮して結果を出すのは自分次第なのです。モータースポーツは外から見ると華やかでスリリングなものに見えますが、実際には外から見たものと一致するとは限りません。大成功を収めたときのことを思い出すと、当時は幸せになっていると自分に言い聞かせていました。でも真の幸せとは、大きな成功や大きな失敗から来るものではなく、旅路に感謝することだと思います。何かが起こるのを待つのではなく、自分が何のために働いているのかを知り、それに向かって旅をすること。それこそがあなたを幸せにしてくれます。今を大切に生きましょう。どこへ行くにしても、旅を楽しむことです。」

ウォルフのコメント

ドライバーからチーム代表に転身した、スージー・ウォルフは次のように語った。

「私は常に短期的な目標、中期的な目標、長期的な目標を持っています。タフな日々を過ごしていなければ、自分を追い込んでいることにならないし、自分の居心地のいい範囲内に留まることになります。それは間違いなく、私の性格には合いません。外側から見れば、確かにタフな瞬間とタフな日々があると断言できます。」

ダリオ・フランキッティは、より多くの人々が自分の過去をオープンにし、議論するようになれると考えている。

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