rFactor2 – 天候設定
rFactor2では気象条件を細かく設定することができます。
晴れ・曇り・雨といった天候以外にも気温や湿度、更には風の設定も行うことが可能です。
まずはメニュー画面の一番下にある「SESSION SETTING」を開きます。
表示させたセッションセッティング画面の右側が気象条件の設定項目になります。
気象条件は各セッション毎に設定することができるので、プラクティスとレースで違ったコンディションを作ったりと言ったことが可能となっています。
各セッションは5分割されているため、セッション開始時と終了時の間も個別に設定ができます。
コンディションを変更するには天気アイコンをクリックして選択し、アイコン下の項目を変更していきます。
選択中の天候アイコンは白くなります。(上画像の左端アイコン)
個別の設定を行わないで天候を変更したい場合はプリセットを利用することで一括変更ができます。
「SIMPLE WEATHER」プリセットの選択
画像内と同じ「Scripted」を選択すると個別にコンディションを設定することができます。
他には「Sunny」「Overcast」「Raining」「Default」があり、例えば雨をメインにコンディションを作りたい場合は「Raining」を選択した後に天候アイコンを個別に選択することも可能です。
「SKY」天候の選択
各タイミングの天候を選択することができます。
晴れ・曇り・雨の個別天候設定はここで行います。
「SKY」項目の左端は雲が一切ない快晴状態で始まり、右ボタンを押して行くにつれて曇り、最終的には豪雨まで設定できます。
快晴「clear」
少量の雲がある晴れ「light clouds」
雲のある晴れ「partially cloudy」
晴れ間の見える曇り「mostly cloudy」
完全な曇り「Overcast」
雨を降らせれる少量の雲「light clouds&Rain」
雨を降らせれる雲「partially cloudy&Rain」
雨を降らせれる多くの雲「mostly cloudy&Rain」
雨を降らせれる完全な曇り「Overcast&Rain」
大雨を降らせる多くの雲「mostly cloudy&Storm」
大雨を降らせる完全な曇り「Overcast&Storm」
「RAIN CHANCE」降水確率
SKY項目で雨を降らせれる天候を選んだ場合に設定が可能になる項目です。
5分割された天候設定内で更に細かいコンディション変化をつけたい場合に設定します。
例えば、「フィニッシュタイミング付近で雨が降るかもしれない」と言う様な不確定要素を入れたい時等に、この数値を50%等にすると運の要素が強くなります。
また、セッションが5分割されているので、雨が降ったら次のコンディション設定に移行するまでそのままだと勘違いしないよう注意してください。
このパーセンテージは5分割されたコンディション設定の天候を決める物ではなく、1コンディション設定内の降水確率となっています。
20%でも多く雨が降ったり、逆に70%でもほとんど降らない可能性もあるため、あくまでも「雨のチャンス」の数値です。
細かい検証はしていませんが、かなりの回数再計算がされており、降ったり止んだりを繰り返すこともあります。
「HUMIDITY」湿度
各セッション毎の湿度を変更できる項目です。
設定による劇的な変化はないもののタイヤやブレーキ温度の変化や、雨の乾きやすさ等に影響を与えます。
ドライバーの快適性やウィンドウのくもり具合は変化しないのでご安心を。
「TEMPERATURE」気温
外気温の設定が可能な項目です。
最低温度は0℃で、最高温度は60℃を設定できます。
もちろんタイヤやブレーキだけでなく油温・水温にも影響がでるため、ラジエターサイズを変更したりと言った対策が必要な場合もあります。
設定した気温の差が激しい場合にも急激に変化することはなく、セッションを通してゆっくりと移行し続けます。
「WIND SPEED」風速
セッションでの風速を設定することができます。
かなりの強風にしない限りは、ロードーコースでは大きな影響はでません。
しかしオーバルではホームストレートとバックストレートで最高速が変わりやすくなります。
よっぽどのこだわりがない限りは変更する必要はないでしょう。
「WIND DIRECTION」風向き
上記の風速をどの方向からの風にするか設定できます。
オーバルで影響の強い風の設定ですが、ホームストレートで追い風だったものをバックストレートで追い風に変えたりできます。
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