FIA Prize-Giving 2019 チャンピオンシップアワード

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DSテキーターのチーム代表と2018/2019シーズンフォーミュラEチャンピオンのジャン-エリック・ベルニュは、パリのルーヴル美術館で開催されたFIAの年間賞授与式で表彰された。

トップカテゴリーの関係者が表彰される

毎年開催されるFIAの年間賞授与式は、世界のモータースポーツカレンダーのハイライトの1つであり、各カテゴリーの優勝ドライバーとチームを集めて終了したシーズンを祝う。
今年、ABB FIAフォーミュラEチャンピオンのジャン-エリック・ベルニュを含む、2019年のトップドライバー及びチーム関係者は、世界的に有名なルーブル美術館でのセレモニーのためにフランスのパリへ集まった。

Jean Eric Vergne, portrait with Alejandro Aggag during the FIA Prize Giving at Carrousel du Louvre, Paris december 8, 2019 - Photo Frederic Le Floc'h / DPPI

フォーミュラEに関係する受賞者

現チャンピオンであるベルニュと並んで、DSテチーターのチーム代表を務めるマークプレストンは、2018/2019シーズンのチャンピオンとして会場に入った。フォーミュラE史上初めての複数回チャンピオンとなっただけではなく、連続チャンピオンも獲得。激化するフォーミュラEでワークスチームと対等に争う競争力を見せてきた。
フォーミュラE参戦ドライバーの中で、他カテゴリーでの活躍を賞してルーブル美術館を訪れていたドライバーもいた。
注目を集めたのは、2019年のF2チャンピオンシップタイトルを獲得した、ニック・デ・ブリーズ。9月末のロシアGPで早々にチャンピオンを確定させ、2019年のF2では速さと安定感を発揮した。F1への参戦も噂されたが実現できずにいたところ、メルセデスのワークスチームであり今シーズンから参戦を開始したメルセデスベンツEQチームからのフォーミュラE参戦に漕ぎ着けた。開幕戦では競争力を発揮し、将来のF1ドライバーの候補である。
他には、日産e.damsのセバスチャン・ブエミも表彰された。世界耐久選手権(WEC)でのシリーズチャンピオンを獲得したブエミは昨シーズンのフォーミュラEでもランキング2位で終え、高い能力をカテゴリー問わず発揮している。
2020年シーズンも最高峰の舞台で戦い続けていく。

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