フォーミュラE 第10戦 ベルリン EPRIX 決勝ハイライト
シーズンも後半戦に差し掛かる第10戦。
舞台となるドイツ、ベルリンのテンペルホーフ空港は通常の市街地コースではなく、旧空港に特設コースを設計している。
路面はアスファルトではなくコンクリート。
ロングコーナーが多く、バトルが起こりやすいレイアウトになっている。
予選は日産のブエミがポールポジションを獲得し、日産の予選パフォーマンスの高さが現れた。
2番手にはバンドーンが入り、3番手にはディ・グラッシが続いた。
レースは序盤から各所でバトルが展開
上位争いでは3番手のディ・グラッシがバンドーンをパスして2番手へ浮上。
地元アウディは、アプトも5番手に浮上する。
勢いそのままに、ディ・グラッシがトップのブエミを攻略。
序盤で1位に立った。
抜かれたブエミは後方の3台による3位争いを後目に2位を維持。
レースの半分が経過した頃
3番手のダ・コスタがブエミをアタックモードで捕らえに掛かる。
ターン6でインに入られたブエミはコーナー外側にあるアタックモードを起動して3番手となる。
しかしその後ファンブーストをストレートで使用し、ターン1でダ・コスタのインを刺し見事2位を奪い返す。
残り15分、中団でバトルをしていたリンがマシンをストップさせ、VSCが入る。
残り10分でレースは再開し、ダ・コスタが再度ブエミに勝負を挑む。
しかし、そのダ・コスタを豪快にオーバーテイクし、ベルニュが3番手に上がってきた。
ファイナルラップまでベルニュはブエミを猛追したが、ブエミが逃げ切り2位を獲得。
ベルニュは後方からの追い上げで見事表彰台を獲得した。
地元アウディチームのディ・グラッシが優勝
序盤からトップを快走し、他を寄せ付けなかった。
ランキングではベルニュがリードを広げ、ただ一人100ポイントを超えた。
優勝したディ・グラッシはランキング2位に上がり、ベルニュとのポイント差は僅か6ポイント。
ロッテラーはポイント獲得できずにランキング3位となった。