フォーミュラE 第9戦 モナコ公国 EPRIX 決勝ハイライト

フォーミュラE 第9戦 モナコ公国 EPRIX 決勝ハイライト

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美しい港町、モンテカルロ市街地コースに今年もフォーミュラEはやってきた。
今回の予選はペナルティがいくつか発生しており、タイム順の結果にはならなかった。
特に、スーパーポールでトップタイムを出していたローランドは前戦の接触のペナルティがあったため、3番手スタートとなった。
その恩恵を受けてフロントロー2番手に着けたのはウェーレイン。
ポールポジションは僅かにローランドに遅れたベルニュとなった。
なお、日産はブエミも5番手スタートと、まずまずの好位置に着けた。


前半は上位マシンに順位の変動は少なく、落ち着いたレース展開が続いていた。
10分を経過しようとしていた頃、2番手を走行中だったウェーレインがターン1で止まり切れずにオーバーラン。
このミスを見逃さずにローランドが2番手に浮上し、マッサも3番手にそれぞれポジションアップ。
ウェーレインはその後すぐにアタックモードを起動し、4番手のポジションを維持した。
トップ集団の後ろでは、5番手ブエミの後ろにBMWの2台が迫る。
この中団の争いは10台近くの大集団で絶えず行われていた。
レース半分を終えた頃、アウディのギュンターが接触によるトラブルでバーチャルセーフティカーが出される。
モナコのマーシャルは素早い作業ですぐにグリーンフラッグが提示されレースは再開。
しかし再開後すぐにブエミ率いるグループで接触が発生。
またもアウディチームのマシンであるディグラッシがこの接触によりリタイア。
中団ではその後もバトルが絶えず、ポイントリーダーのフラインスも姿を消した。
トップ4台はファイナルラップまで接近状態であったが、順位は変わらずに
優勝はテチータのベルニュが獲得した。
2位には日産のローランド。
3位にはベンチュリーのマッサが入った。
チャンピオンシップはベルニュがトップになり、ロッテラーが2位で続く。
開幕戦から速さを見せるテチータの2人がリードを築いた。

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