第9戦の舞台はモナコ公国。
モータースポーツの歴史が非常に長いモナコで最先端のフォーミュラEが開催される。
美しい港街で行われるレースをマンション等から見る人が多い特別なイベント。
使用されるコースはF1グランプリでも馴染のあるモンテカルロ市街地コースの短縮レイアウトとなっている。
F1ではオーバーテイクが困難なコースとして認知されているが、フォーミュラEでは毎度のことなので、ドライバーは多くのコーナーでバトルを展開する可能性がある。
ポイントランキングでは前戦優勝のヴァージンレーシングのフラインスがトップに立っており、1ポイント差でテチータのロッテラーが続く。
3位にはBMWのダ・コスタが11ポイント差で追いかける状態になっている。

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全長：1.765km
 ターン：12
 レコード ：0:52.729（セバスチャン・ブエミ）

スタートラインはF1と同じ場所に設置され、他のコースではあまり見かけないフィニッシュライン兼用の構成になっている。
最もオーバーテイクが多いと思われる個所はターン1であり、ブレーキングでチャンスを狙うことは十分に可能と思われる。
このターン1はF1で使われているレイアウトよりもタイトなため、ブレーキングを遅らせるマシンが多く見られる。
その後のターン3でもヘビーブレーキングを行うため、前半区間は勝負をするマシンが多くなるだろう。
このターン3でヌーベルシケインに繋がるため、残りのレイアウトはF1と同じものが使われている。
F1でも稀にオーバーテイクが見られるラスカスで最後の勝負を挑むドライバーも出てくるかもしれない。
補足になるが、今シーズンの車両高速化に伴い、レイアウトをF1と同じものを使用する案が出ていた。
今回は見送られたが、近い将来、モナコePrixがフルコースで行われる可能性が高まってきた。

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07:30：プラクティス1
10:00：プラクティス2
11:45：予選
16:30：レース
17:00：表彰式

フリープラクティス1・2は公式youtubeで生配信される。

※モナコ公国との時差は7時間　（例：現地時間16:30＝日本時間23:30）