パリePrixトラックレイアウト
FIAフォーミュラE選手権のオーガナイザーが本日パリePrixのサーキットレイアウトと場所を発表した。
4月の23日に行われる2015-2016年シーズンの最初となるヨーロッパラウンドであるパリで、オテル・デ・ザンヴァリッドの歴史ある建物の周囲で電気駆動によるシングルシーターレースが行われることになる。
1周1.93kmとなるこのサーキットでFIAのホモロゲーションが下りてメディアや政府関係者、現地の関係者やパリの市長、FIA代表ジャン・トッドにお披露目となった。
14のターンがあり、軍事博物館やナポレオン像を通過するこのコースは驚くべき場所に位置している。電気自動車のパイオニアとしてパリでのこのレースはロジカルなフォローアップをCOP21に供給することになるだろう。
フォーミュラEのCEOであるアレハンドロ・アガクは以下のようにコメントした。
「このシリーズがこのような素晴らしい場所でレースをするのは非常に幸運であるがパリのこの美しい風景と比べるとそれほどではない。フォーミュラEのコンセプトは世界の都市のど真ん中でレースをすることであり、パリはこの条件を完璧に揃えている。フランスはFIAやミシュラン、またDSやルノーなどのホームであり、フォーミュラEの市場のキーとなる場所でもある。」
パリの市長であるアンネ・ヒダゴは以下のようにコメントした。
「パリがフランスで初めてのePrixを開催することとなりとても誇らしい。このイベントは人気あるパーティーのように認識されており、スポーツとしての価値と発展をリンクさせるだろう。このイベントは電気自動車をプロモーションするのに非常に優れた方法だし、パリの多くの市民に対して良い宣伝にもなる。」
FIA会長であるジャン・トッドは以下のようにコメントした。
「FIAはわれわれの長年のホームであるパリの中心地でフォーミュラEのレースをすることをなんとか行おうと考えていた。このシリーズは新しい技術の発展と新しいタイプの乗り物を宣伝することの2つがかなりリンクしている。これは論理的に考えられており、例えばこのフランスでは革命の発端者でありePrixを首都で開催することとなった。オテル・デ・ザンヴァリッドをは背景として行われるフォーミュラEは間違いなく世界レベルに見てモータースポーツのなかでもユニークなものになるだろう。」
チケットは今週中に発売予定で25ユーロから購入可能である。
>> Comment from EVracing.jp
歴史的建造物をバックに行われるフォーミュラE、風景を見るのが待ち遠しいです。
source: http://www.fiaformulae.com/