フォーミュラE DSがバンドーンとベルニュのコンビを継続
フォーミュラEチャンピオンのジャン-エリック・ベルニュとストフェル・バンドールは、フォーミュラE世界選手権のシーズン10でDSペンスキーから継続参戦することが発表された。
2回のチャンピオン経験を持つジャン-エリック・ベルニュとシーズン8のチャンピオンであるストフェル・バンドーンはシーズン10もDSから参戦することとなった。
フランス人のベルニュは、シーズン9で3度の表彰台を獲得し、インドのハイデラバードでは優勝して最終的にドライバーズランキング5位に入った。
来季も同チームからの参戦となるベルニュは以下のようにコメントした。
「DSペンスキーで冒険を続けられることをとてもうれしく思います。ひとつのシーズンが終われば、すぐにその先のことに集中しなければいけません。レースは大好きですし、何よりも勝つことが大好きです。この特別な気持ちを、このチームとともにもう一度味わいたいです。エンジニアやメカニックたちとは本当に信頼関係があり、彼らの献身的な努力には本当に頭が下がります。ジェイ・ペンスキーをはじめとするチームのみんなが僕を信頼してくれたことに報いたいと思います。ストフェルとは堅実なコンビです。23シーズンは良いレースがいくつかでき、トップに返り咲くために懸命に努力しています。集中力と決意は過去最高で、モチベーションも完璧です」
バンドーンは王者として23シーズンに臨んだが、GEN3時代の幕開けにタイトル防衛を成功させる勢いはなかった。
王座への返り咲きを狙うバンドーンは、DSでの2シーズン目に向けて意気込みを語った。
「1年前にこのチームとともに始めた旅を続けられることをうれしく思います。来季は一貫性と安定性が成功の基礎になるでしょう。ベルニュと私はフォーミュラEグリッド上で最高のコンビのひとつだと思います。我々はオフシーズンの間に大きな進歩を遂げ、より強くなって戻ってきます。安定したパフォーマンスを発揮することが、24シーズンの目標です。もちろん最終目標は優勝です。勢いをさらに加速させ、チームとともにたくさんのトロフィーを手にすることができると確信している」
チームボスであるジェイ・ペンスキーは、シーズン9は予想を下回ったものの、成長のひとつだったと語る。
「ジャン-エリック・ベルニュとストフェル・バンドーンがGEN3マシンのステアリングを握り続けることになり、とても興奮しています。間違いなくグリッドで最強のコンビのひとつであり、このコンビを維持することはチームにとって当然の決断だった。シーズン9は成長のシーズンであり、我々はすべてから学び、改善すべき箇所を一つずつ改善させていく。チャンピオンシップを5位で終えて満足することはできず、次はタイトルへの挑戦を行います。二人のドライバーは信じられないほど高いレーシングIQを持ち、勝利への揺るぎない欲求を兼ね備えているため、可能性は十分にあります」
