エクストリームE コバライネンがJBXEから参戦

エクストリームE コバライネンがJBXEから参戦

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元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンがJBXEと契約し、エクストリームEシーズン3でヘッダ・ホソーズと共に参戦することになった。

シーズン1で3位となったジェンソン・バトンのチームJBXEは、昨シーズンは9位まで順位を落としてしまった。
巻き返しを狙うJBXEは、2023年シーズンで新たなドライバーラインナップを発表し、そこにはヘイキ・コバライネンの名前があった。
JBXEのチームオーナーであるジェンソン・バトンは次のように述べた。

「新しいドライバーとしてヘイキの加入を発表することができ嬉しく思います。またヘッダが引き続きチームに参加できることを嬉しく思います。ヘイキはモータースポーツの世界では有名であり、私自身がF1で対戦したこともあるドライバーを迎えることは、チームとシリーズにとって素晴らしいことです。彼がラリーの世界に進出した後、彼にアプローチするのは当然のことでした。彼がチームに加わることに同意してくれたことに感激しています」

SEPTEMBER 23: Hedda Hosas (NOR) / Kevin Hansen (SWE), JBXE during the Antofagasta on September 23, 2022. (Photo by Sam Bloxham / LAT Images)

コバライネンは2007年から2013年までF1に参戦し、マクラーレンのほか、ルノー、ロータス、ケータハムから参戦し、合計4回の表彰台を獲得している。
マクラーレン時代にはハミルトンのチームメイトとなり、トップドライバーとしてF1を戦った。
F1引退後は戦いの舞台を日本へ移し、2015年に日本のスーパーGTシリーズに参戦を始め、翌年にチャンピオンシップを獲得する。
また、既にオフロードモータースポーツの世界でも経験を積んでおり、2004年から2010年にかけて出場したレース・オブ・チャンピオンズ(ROC)でオフロードも走り、優勝も経験している。
近年では、日本でラリーに参戦しており、2016年以来、JN-2クラスのタイトル獲得や、昨年のラリージャパンではWRC2車両で世界ラリー選手権デビューを果たしている。
しかし、エクストリームEはコバライネンにとってオフロードレースへの挑戦であり、コースやマシンはこれまでのラリーとは全く異なり、レース形式やレギュレーションについても新たに適応する必要がある。

ヘイキ・コバライネンは、次のように述べた。

「サウジアラビアで開催されるエクストリームEシリーズにJBXEから参加することになり、とても興奮しています。素晴らしいチームとドライバーのいる選手権なので、彼らと一緒に戦えることを楽しみにしています。私のキャリアの中では、全く新しいものになるはずです。F1での経験を経てGTやラリーにも参戦してきましたし、常に新しいことに挑戦したいと思っていましたのので、今回の挑戦は非常に興奮しています」

出典:https://www.extreme-e.com/en/news/780_Formula-One-winner-Heikki-Kovalainen-joins-JBXE-to-partner-Hedda-Hosas

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