フォーミュラE DHLとのパートナーシップを更新
フォーミュラEとロジスティクスパートナーであるDHLは、世界中の都市に持続可能性の重要性をもたらし続けるため、複数年にわたるパートナーシップ延長をすることを発表した。
DHLは2013年9月より、フォーミュラE選手権のオフィシャルパートナーを務めている。
40年にわたる国際的なモータースポーツ経験を持つDHLは、北京での初開催レースで電動レースのコンセプトを現実のものにすることに貢献した。
それ以来、DHLは2022年最終戦の100回目のE-PrixレースまでフォーミュラEをサポートし続けて、これまで26の都市でフォーミュラEレースが開催された。
2023年に開催されるシーズン9のGen3時代は、ハイデラバード、ケープタウン、サンパウロ、ポートランドの初開催を含む代表的な11都市でレースが開催されると同時に、大幅に進化したGen3マシンがデビューする。
DHLとのパートナーシップは、陸上輸送と海上輸送を組み合わせたマルチモーダル輸送により効率を最大化し、CO2排出量を削減する最先端の技術を提供する。
すべての陸上輸送および海上輸送にバイオ燃料を使用し、1レースあたり約415トンの貨物の輸送を行う。
フォーミュラEのチーフコマーシャルオフィサーであるマット スキャメル氏は、次のように述べた。
「DHLはフォーミュラEの誕生に貢献し、それ以来、大切なパートナーとなっています。私たちは革新の極限を目指してレースを行い、EV技術の開発の限界を押し広げ、モータースポーツの未来を定義する第3世代の時代に乗り出します。DHLとの関係が継続することを嬉しく思っています。DHLは世界中のすべてのレースイベントの配送において重要な役割を担っており、効率性と持続可能性における最先端のソリューションを開拓しているため、チャンピオンシップと我々のミッションに完璧に適合しています」
ドイツポストDHLグループのグローバルブランドマーケティング責任者であるアルヤン・シシングは、次のように述べた。
「フォーミュラEは単なるスポーツではなく、私たち全員が参加できる未来のビジョンです。私たちは環境に優しい未来という同じビジョンを共有しており、フォーミュラEの創設以来、ロジスティクスパートナーであることを誇りに思っています。私たちの長年のパートナーシップは、世界中でサステナビリティを推進するために協力し合うという、これまでにないスリリングなものでした。今後も共にグリーンな旅を続けていくことを楽しみにしています」