フォーミュラE セッテ・カマラがNIO333のGen3マシンをテスト
NIO 333に移籍したセルジオ・セッテ・カマラは、新時代となるシーズン9に向けてNIO 333と共に準備を進め、ER9 Gen3で最初のテスト走行を行った。
ブラジル人ドライバーのセッテ・カマラは、イギリスのマロリーパークでGen3マシンのテストを行った。
チームはシミュレーターでも多くの時間を費やし、Gen3への適応に向けて懸命にトレーニングを行っている。
新たなチームとの仕事を始めたセッテ・カマラはインタビューに答えた。
「チームのみんなに歓迎され、とてもいい環境で仕事ができており、これからのシーズンが楽しみです。マロリーパークでテスト走行を実現することができ、とてもハッピーです。テストはとても生産的で、多くの項目を確認し、徐々にマシンへの信頼とチームとの作業リズムを構築していきました。Gen3マシンはステアリングが重いというのは、どのドライバーも口を揃えて言っていましたから、今年はこれまで以上に体調管理に気を配りたいと思います。インドアトレーニングで筋力をつけ、アウトドアトレーニングで有酸素運動をするのですが、その時間を使って頭をクリアにすることもあります。また、マシントレーニングの大部分はシミュレーターで行われ、毎週シミュレーターで走行するようにしています」
「シーズン3の頃からフォーミュラEをよく見てきました。その中で、スポーツイベントとしてフォーミュラEが急速に成長するのを見てきましたし、EV車の普及が進み、従来の自動車産業が変化していく様子も見てきました。このようなトレンドは今後も続くと思いますが、その過程で衝突もあるでしょう。長い目で見れば、FIAフォーミュラE世界選手権は、参戦する人々に大きな報酬を与えてくれると信じています。戦略的な面だけでなく、この選手権はとても楽しいものです。世界で最も重要な都市でレースをすることができ、街の中心でレースをすることも多いので、とても特別なものになります。また、僕はストリートコースが好きで、ドライバーにもたらすユニークなチャレンジが好きです」