フォーミュラE ベルリンE-Prixが契約延長
FIAフォーミュラE世界選手権は、ベルリン・テンペルホーフ空港で開催されるE-Prixが新たに2年間の契約延長を行い、今後も開催が続けられることが決定したと発表した。
延長契約が締結されたことで、2024年シーズンまでドイツのフォーミュラEイベントが開催されることとなった。
また、今シーズンのテンペルホーフフェルドで開催された2022年ベルリンE-Prixには、ベルリンの市長であるフランツィスカ・ギフィー氏が訪問し、レース後の表彰台ではギフィー市長がデ・フリースに優勝トロフィーを授与した。
今年のレース前のグリッド上では、フォーミュラEの創設者兼会長のアレハンドロ・アガグと最高経営責任者のジェイミー・レイグル、共同創設者兼最高選手権責任者のアルベルト・ロンゴの姿もあった。
フォーミュラE代表の面々と面会を行ったギフィー市長は、新たな開催契約についてコメントした。
「私たちは、FIAフォーミュラE世界選手権が私たちの首都で開催されることを嬉しく思います。ベルリンは2014年のフォーミュラE初開催のシーズンから毎年レースカレンダーに名を連ねている唯一の都市であり、象徴的なテンペルホーフ空港が7回目の開催地として会場を提供しました。このコースはフォーミュラEで最も有名なレーストラックの1つとなり、今後2年間はフォーミュラEがテンペルホーフの敷地内で行われることが契約上確保されたことを嬉しく思います。フォーミュラEはエキサイティングな電動レースを提供してくれるだけでなく、環境に優しい電動化の未来への移行を促進できる技術的、持続可能なイノベーションを推進する重要なプラットフォームでもあります」
ベルリンはフォーミュラEと深い繋がりがあり、新たな契約延長によってドイツでの開催が継続することが決まった。
これは、ドイツメーカーが多く参戦しているフォーミュラEにとっても非常に良い契約であり、ABTの復帰も含めてドイツでのフォーミュラEの認知度が維持されることだろう。