フォーミュラE 2022 第4・5戦 ローマ E-PRIX 情報
フォーミュラEはヨーロッパに舞台を移し、イタリア/ローマにやってくる。
歴史ある都市
フォーミュラEはヨーロッパに舞台を移し、第4・5戦の舞台はイタリアの首都であるローマだ。
ローマの人口はイタリアの都市内で最も多く、
古代ローマ文明は、現代の言語や芸術、文学や建築の基礎を生み出したとされており、多くの共和国にインスピレーションを与えてきた。
数千年の時を経て、イタリアの首都”ローマ”は、古いものと新しいものが混在する賑やかな国際都市に成長し、約300万人の人々が暮らしている。
ローマは2018年にフォーミュラEが訪れるまで、ストリートレース文化がなかったが、フォーミュラE開催によって新たな文化が根付き始めた。
シーズン4から行われたローマe-prixは、サム・バードが初代勝者となり、翌年はミッチ・エバンスが優勝している。
また、昨年はダブルヘッダーでベルニュとバンドーンが勝利を収めている。
バード、エバンス、バンドーンの3名は優勝以外にも表彰台に乗っており、ローマでの好成績が期待される。
そして、イタリア人ドライバーとしてホームレースに挑むアントニオ・ジョヴィナッツィも注目されている。
今シーズンから参戦を開始したジョヴィナッツィはドラゴン/ペンスキーからの参戦となり、初のポイント獲得を目指す。
現在はイタリア人ドライバーはジョヴィナッツィのみであり、地元のファンの期待を一身に背負う。
チャンピオンシップはベンチュリーのモルタラがリードしており、5ポイント差でチャンピオンのデ・フリースが追う状況だ。
その後ろはメキシコE-Prixで圧倒的な強さを見せたポルシェの二人が続く。
4月の開催ということもあり、気候は過ごしやすくマシン/チームへの負担は少ないと思われる。
昨年はウェットコンディションの予選もあり、今年も同時期での開催となるため雨の可能性もある。
コース情報
全長:3.385km ターン:19 レコードタイム:1:38.484
概要
ダブルヘッダーは土曜日と日曜日に続けてレースを行うため、チームは忙しい週末を過ごすこととなる。
コースは1920年代の旧トレ・フォンタネ・サーキットの一部を使用しており、スタートラインはトレ・フォンタネ通りにある。
今シーズンも競争力が高いメルセデスを筆頭に、熱い戦いが展開されるだろう。
ターン
ターン4から立ち上がったらターン5/6のゆるいコーナーを高速で曲がり、旧ホームストレートに入る。
ターン7はヘビーブレーキングなため、ここもオーバーテイクポイントとして機能する。
ターン14は右の直角コーナーで、道幅が少し広がる。
ターン15はサーキットコースの様な曲線のヘアピンであり、ローマを象徴するようなコーナーだ。
ターン3までは下りとなり、ブレーキ時間が長くロックアップに注意が必要だ。
橋の下を通るとスタートラインに戻ってくる。
4月9日(土)
14:15 - 14:45 プラクティス1 16:00 - 16:30 プラクティス2 17:40 - 18:55 予選 22:00 - 23:00 決勝1
4月10日(日)
15:30 - 16:00 プラクティス3 17:40 - 18:55 予選 22:00 - 23:00 決勝2