フォーミュラE ジャガーレーシングが2022シーズンカラーを発表

フォーミュラE ジャガーレーシングが2022シーズンカラーを発表

· by · in ,
LINEで送る
Pocket

ジャガー・レーシングは、2021/2022年のフォーミュラE世界選手権に向けて、いくつかのアップデートを発表した。

ジャガーレーシングは新たなタイトルスポンサーであるタタ・コンサルタンシー・サービシズがチームに加わり、2022シーズンでは”ジャガーTCSレーシング”として参戦することになった。
ジャガーは、ドライバーのミッチ・エバンスとサム・バードの活躍により、2021年のチームランキングで2位を獲得し、これまでのチーム史上で最も成功したシーズンを過ごした。
勢いをそのままに、2022シーズンに臨む。

最終戦のベルリンが終了して以来、ジャガーチームはI-TYPE 5の改良に注力し、エネルギーマネジメントのさらなる向上を目指してソフトウェアを修正してきた。
また、フォーミュラEの新しい予選フォーマットを最大限に活用するために、シミュレーターでの作業にも励んでいる。

ジャガーTCSレーシングは、オフシーズン中の開発作業はもちろん、世界的なITサービス・コンサルティング企業であるTCSとの新たなタイトル・パートナーシップに加え、ジャガー・ランドローバーのモータースポーツ部門においても更なる重要性を帯びている。

 


ジェームズ・バークレイは、ジャガーのマネージング・ディレクターに就任し、ジャガーTCSレーシングのチーム・プリンシパルを兼任することとなった。
また、ジャガーのチーフ・エグゼクティブ・オフィサーであるティエリー・ボローレは会長に就任した。

ジェームズ・バークレイは以下の様にコメントした。

「ジャガーTCSレーシングの重要な役割を果たすことができるのは非常に特別なことです。ジャガーの電気自動車の未来を形作るためにも、自身の役割を果たしていきます」

「何ヶ月にもわたる舞台裏でのハードワークを経て、次のシーズンを楽しみにしています。今は常にエキサイティングな日です」

「新たなタイトルパートナーを迎えられることは大変な名誉であり、共に革新的なパートナーシップを築けることを期待しています。これまでで最も成功したシーズンを終え、私たちはより多くのポイント、勝利、そして世界チャンピオンを目指してパフォーマンスをさらに向上させます。オフシーズンでは、一般道への技術移転や、当社のモータースポーツ活動の機会をより活用するの『モータースポーツ実行委員会』を設置しました。ジャガーのオールエレクトリックの未来を再構築するために不可欠な存在であることは、非常に特別なことです」

ジャガー・ランドローバーCEOのティエリー・ボローアもコメントした。

「モータースポーツは究極の挑戦であり、この競争の激しい分野で成功するためには全ての分野で卓越していなければなりません。技術、革新性、敏捷性、団結力、そしてチームワークが必要不可欠です。私はこれらの重要性を認識しており、将来のモータースポーツ活動の構造を確認したいと思います」

TCSのCEOであるラジェッシュ・ゴピナサンもコメントした。

「私たちはジャガー・ランドローバーとのパートナーシップを拡大し、”ジャガーTCSレーシング”として力を合わせることで、持続可能な未来のために知識を活用し、革新を起こすことを楽しみにしています。このパートナーシップは先進技術の導入、クリーンエネルギーの活用、ビジネスモデルの進化をさせることができるでしょう。私たちの取り組みは、人々や地域社会、そして地球全体に永続的な影響を与えることでしょう」

ドライバーラインナップは継続となり、来シーズンもミッチ・エバンスとサム・バードが務める。
エバンスは最終戦をスタートするまではチャンピオンに最も近い位置に着けたドライバーであり、バードも経験豊富なトップドライバーだ。
バードは、チームが順調に成長していることを実感しており、来シーズンの戦いを期待していると語った。

「2021シーズンは、いくつかの勝利とともに多くの成功を収め、チームと共に多くのことを学びました。昨シーズンの成績は、私たちが成功するための実力を持っていることを示しています。2022シーズンも、予選、レース、そして獲得ポイントのすべてが重要な意味を持つ厳しいシーズンになるでしょう」

関連記事など

LINEで送る
Pocket

Tags: