エクストリームE JBXEとロータス・エンジニアリングがテクニカル・パートナーシップを締結
エクストリームEに参戦している元F1チャンピオンのジェンソン・バトンが率いるJBXEレーシングは、ロータス・エンジニアリングを新たなパートナーとして迎えた。
世界的に有名な英国のエンジニアリング会社であるロータスグループの一員であるロータス・エンジニアリングは、テクニカルパートナーとして、ジェンソン・バトンのJBXEチームをサポートする。
最先端技術へのこだわりとモータースポーツ界での実績が高く評価されているロータス・エンジニアリングは、自動車業界のみならず世界的にも技術革新を推進する企業として知られている。
JBXEレーシングはロータス・エンジニアリングと協力して電動化を推進し、地球環境を保護するための持続可能な先進技術の重要性を訴えていきたいと発表した。
JBXEレーシングのチーム創設者であり、2009年F1ドライバーズチャンピオンであるジェンソン・バトンが2021年エクストリームE選手権へロータスと共に参戦することについてコメントした。
「ロータスはモータースポーツと切っても切れない関係にある偉大な英国ブランドなので、ロータス・エンジニアリングをJBXEに迎えることができて嬉しく思っています。エクストリームEは、”世界初 “や “挑戦 “に満ちたユニークでエキサイティングなシリーズであり、ロータス・エンジニアリングのようなブランドが我々と一緒に旅をすることを発表でき興奮しています。私自身はもちろん、チームにとっても誇りに思える瞬間です。私たちはロータスとの技術的パートナーシップに非常に期待しており、今後のレースを通して成果を上げていきたいと考えています」
ロータスのマネージング・ディレクターを務める、マット・ウィンドルは次のようにコメントした。
「JBXEチームをテクニカルパートナーとしてサポートできることを大変嬉しく思います。EVレースの複雑な技術的課題は我々にとって魅力的なものであり、10年以上にわたってスポーツカーを電動化してきた経験から得られた技術を活かして、チームに貴重な知識を提供することができます。また、ロータス・エンジニアリングは、我々のビジネスのコンサルタント部門として、現在進行中の複数の主要プロジェクトや、ロータス・アドバンスト・テクニカル・センターに新たな拠点を設けるなど、力強く成長しています。JBXEチームをサポートすることは、ロータス・エンジニアリングの電動モータースポーツ分野への関心を示すことに繋がるでしょう」
エクストリームEの創設者兼CEOのアレハンドロ・アガグもコメントした。
「ロータス・エンジニアリングがジェンソン・バトンのJBXEチームと共にエクストリームEに参戦することは素晴らしいことです。エクストリームEシリーズの長期的な成功には、業界全体の電動モビリティ革新を加速させる必要があり、テストベッドとしてエクストリームEのプラットフォームを利用する自動車メーカーの参加が不可欠です。ロータス・エンジニアリングは電動化に関する豊富な経験を持っており、JBXEチームにとって大きな財産となることは間違いありません」