フォーミュラE 開幕戦/第2戦 BMWの不運

フォーミュラE 開幕戦/第2戦 BMWの不運

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BMWは、マキシミリアン・ギュンターが2度のリタイアを喫し、チームメイトのジェイク・デニスも第2戦を完走できなかったことで、フォーミュラEのディルイーヤで行われた開幕戦、第2戦のダブルヘッダーを終えた時点で、まだポイントを獲得していない唯一のチームとなった。

不運続きのBMW

開幕戦では過去に高い競争力を見せていたBMWチームだったが、今シーズンのスタートダッシュは失敗に終わることとなり、チームの無得点は5レース目となった。 第1戦のノーポイントに続き、第2戦のターン18では、ギュンターとブロンクヴィストが接触したことでリタイアを喫し、チームメイトのデニスはウェーレインとバトルをするものの、最終的にはリタイヤと言う最悪の結果で終わってしまった。 BMWのジェイク・デニスはインタビューに答えた。 「今回はリタイアとなり、我々にとっては最悪の一日でした。アクシデントが起きるまで、私のレースはとても順調に進んでいたので残念です」

「アレクサンダー・シムズが最初に私にぶつかってきて、私は壁に接触してしまいました。前輪のサスペンションを少し損傷しましたが、マシンはまだ走れる状態だったのでそのままレースを続行できました。しかしその後、ウェーレインがやってきて私を壁に押し付けました。全体的にもっと良い週末を過ごすことができたはずでした。予選では問題がありましたが、決勝のペースは良かったです。今は前を向いて次のレースに集中しなければなりません」 チームメイトのギュンターも第1戦ではオリバー・ローランド、第2戦ではトム・ブロンクヴィストとの接触によるアクシデントが発生し、2戦ともノーポイントに終わり厳しいシーズンスタートとなった。 マキシミリアン・ギュンターもレース後のインタビューに答えた。 「もちろん、ディルイーヤでの2レースの結果にはとても失望しています。今日のアクシデントの直前には、アタックモードを使って追い上げていたオリバー・ローランドとの攻防もありました。カーブに入るときのブレーキングでホイールの内側がロックしてしまい、車の減速が鈍くなりました。残念ながらこのアクションでトム・ブロンクヴィストと接近してしまいました。その前にもアタックモードがなかなか活かせず、運が悪かったですね。この週末の教訓を生かして、絶対に強くなって戻ってきます」 RIYADH STREET CIRCUIT, SAUDI ARABIA - FEBRUARY 27: Part of the car of Jake Dennis (GBR) BMW I Andretti Motorsport, BMW iFE.21, flies into the air as he battles with Alexander Sims (GBR) Mahindra Racing, M7Electro during the Diriyah ePrix II at Riyadh Street Circuit on Saturday February 27, 2021 in Riyadh, Saudi Arabia. (Photo by Zak Mauger / LAT Images) BMW iアンドレッティ・モータースポーツは、今シーズンで唯一ポイントを獲得できていないチームとして、4月10日のローマへ向かう。 また、昨シーズンから数えて5レース連続で無得点となっている。

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