フォーミュラE 第2戦 アレックス・リン 怪我なく次戦へ準備開始

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マヒンドラ・レーシングのアレックス・リンは、サウジアラビアで開催されたフォーミュラEの第2戦ディルイーヤでのクラッシュで怪我が心配されたが、次戦のローマE-Prixに向けてすでに集中している。

レース残り5分頃に発生したリンのクラッシュを受けて赤旗でレースが中断された。
ターン18/19のシケインへ向かう長い下り坂で、ジャガーのミッチ・エバンスと接触したアレックス・リンは、フロントから浮き上がり逆さ状態で着地し、そのままストレートを滑ってランオフエリアを通過した後、コースサイドのバリアで停止した。
フォーミュラEの救命チームと医療チームがすぐに対応し、念のため病院に搬送された。
リンはその後、翌日曜日の早朝に無事退院した。
アレックス・リンは、2021年ディルイーヤE-Prix第2戦でのクラッシュを受けて、ファンにメッセージを送った。


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アレックス・リンとマヒンドラのチーム代表であるディルバフ・ギルは、迅速な対応を行ったマーシャルや医療スタッフに敬意を表し、フォーミュラEとFIAがスポーツの安全性を向上させるために行っている活動にも敬意を表した。

アレックス・リンは以下の様に語った。

「私が期待していたよりも少しドラマチックな結末だったと言っていいでしょう。でも、私は100%元気で、まったく怪我をしていません。チーム、FIA、そして私が乗っているクルマの安全性を確保してくれたフォーミュラEに感謝しています。次に、皆さんから様々なメッセージをいただいたことにも感謝しています。正直なところ、いくつかの言葉には本当に謙虚な気持ちになりましたし、とても感謝しています。これからは数週間後のローマに向けて準備をするだけです。マヒンドラのマシンを最大限に活用し、再び走り出すことを楽しみにしています」

チーム代表であるディルバフ・ギルもコメントした。

「事故に遭ったアレックスが無事であることが何よりも大切です。大きな事故でしたが、アレックスに大きな怪我がなく、ローマでのレースに復帰できるのはフォーミュラEとFIAが安全面の向上に取り組んでいることの証です」

マヒンドラ・レーシングは、リンの大クラッシュがあったものの、次の第3戦に向けて有望なペースを活かしたいと考えている。
リンは、第1レースでスーパーポールセッションへ進み、最終的に5位に入っている。
チームメイトのアレクサンダー・シムズは、第1レースで7位を獲得して移籍後初のポイントを獲得している。

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