メルセデス フォーミュラEのデビューに先立ち

メルセデス フォーミュラEのデビューに先立ち

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来シーズンからフォーミュラEへの参戦が決定しているメルセデスドライバーの3名がマヨルカでのテストを実施し、来シーズンについてのコメントした。

テストを行ったメルセデスチーム

FIAフォーミュラEチャンピオンシップの新チームであるメルセデスベンツEQチームは、EVシリーズの完全なメーカーワークスチームとして、デビューシーズン前にマヨルカでテストを実施した。
ドライバーを務めたのは、フォーミュラ1参戦経験のあるストフェル・バンドーン、ベンチュリードライバーとしてフォーミュラEを戦ってきたエドアルド・モルタラ、フォーミュラEルーキーとなるエステバン・グティエレスの3名。
メルセデスチームはマヨルカで新しいMercedes-Benz EQ Silver Arrow 01をテストしたが、サウジアラビアでの開幕戦までに「まだやるべきことがたくさんある。」と主張している。

Stoffel Vandoorne (BEL), HWA Racelab, on the grid

テストを終えたバンドーン

ストフェル・バンドーンは以下の様にコメントしている。
「かなりの距離を走行でき、この機会を提供されポジティブなテストとなった。テストはとてもよかった。順調に進展し、すべてが順調に進みました。 最初の機能テストの後、すべての異なる分野で徐々に作業を開始することができ、有意義にテストを行うことができました。しかし時間はあっという間に過ぎ、まだまだやるべきことはたくさんあります。」

FEメルセデス初走行のグティエレス

彼は2017年にテチータでフォーミュラEレースに出場しているが、メルセデスでの走行は初めてとなる。
元F1ドライバーであるエステバン・グティエレスは数年ぶりにフォーミュラEのコックピットに戻り、以下の様にコメントした。
「最初にモーターを駆動させた時はとにかく素晴らしかったです。この機会を与えてくれたチーム全体に感謝します。とても楽しかったし、他のフォーミュラカーとはまったく異なるアプローチが必要でした。動力がモーターなので本当にユニークです。最初は車に慣れることに焦点を合わせました。その後、いくつかの重要なテストを行い、走行スケジュールに取り組みました。完全なレースシミュレーションも行いました。レース距離でエネルギー管理をテストする絶好の機会でした。」

注目の来季ドライバー

最新のテストラインナップの最も注目すべき点は、メルセデスでDTMチャンピオンを獲得したこともあるゲイリー・パフェットが入っていないことだ。
昨シーズンはストフェル・バンドーンと共にHWAでフォーミュラEを戦った彼は、以前にメルセデスでテストした。パフェットはメルセデスのフォーミュラEデビューシーズンでメルセデスドライバーとなることを目指しているが、チームはまだ来シーズンのドライバーラインナップを明らかにしていない。

Varano, 24.-25. Juni, 2019 - Sebastian Kawka

「シーズン開始までの時間は刻々と少なくなっています。しかし、私はこれまでの進歩と最近のテストで非常に満足しています。チームはますます団結し、プロセスは完璧に近づき、ドライバーは良いフィードバックを与えています。これは自動車のさらなる発展に大いに役立ちます。新しいメルセデスシルバーアローがサウジアラビアでの最初のレースウィークエンドで競うまでにはまだ多くの課題がありますが、同時に楽しみでもあります」

と、マネージングディレクターのイアン・ジェームスは語る。

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