ダンブロシオがベンチュリーの副代表に就任

ダンブロシオがベンチュリーの副代表に就任

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ベンチュリー・レーシングは、2020/2021FIAフォーミュラE選手権に向けて、ジェローム・ダンブロシオを副チーム代表に任命した。

ベテランドライバーがチーム副代表に

ダンブロシオはフォーミュラEで初シーズンから戦い続けた数少ないドライバーである。
ダニエル・アプト、ルーカス・ディ・グラッシ、サム・バード等と並ぶ数少ない全フォーミュラEレースに出場ドライバーの一人で、69回連続出場を果たしている。
ベンチュリー・レーシングのチーム代表を務めるスージー・ウォルフは、彼の豊富な経験を貴重な資産と考えており、チームのバックルーム体制を補完し、ドライバーやエンジニアへのサポートを強化していくことができると考えている。
チーム代表を務めるスージー・ウォルフは以下の様にコメントした。

「2018年7月にチーム・プリンシパルに就任した際、私の主な注力分野の1つは、適切な人材を適切な役割に確実に配置することでした。当然のことながら、チームとして進化していく中で私たちのニーズは変化し成長していきます。ジェロームが副チーム代表の役割を担うことはチームの強化につながります。彼はドライバーやエンジニアリングチームと共に重要な役割を果たし、モナコでは私の右腕としての役割を果たしてくれるでしょう。私はレーサーがヘルメットを置くことがどんなことを意味するか知っているし、キャリアの重要な段階で次の一手がどれほど重要であるかも知っている。ジェロームのように私も自分の直感に従う人間だし、私たちは素晴らしいチームになると思うよ」

BERLIN TEMPELHOF AIRPORT, GERMANY - AUGUST 05: Susie Wolff, Team Principal, Venturi during the Berlin E-prix I at Berlin Tempelhof Airport on Wednesday August 05, 2020 in Berlin, Germany. (Photo by Sam Bloxham / LAT Images)

ダンブロシオの志

今回のダンブロシオの副代表就任は、フォーミュラEやF1などのトップカテゴリーで活躍してきたダンブロシオの26年間のキャリアに終止符を打つことを意味する。
現在34歳のダンブロジオは、ドライバーを引退した後もモータースポーツ界にとどまり、自分の知識と勝利への渇望をチーム副代表の役割に生かし続けたいと語る。

「過去26年間のドライバー経験は、紛れもなく私を一人の人間として形成してきた。ベルリンの後にヘルメットを置くことを決めたとき、私はモータースポーツに何らかの形で関わり続けたいと思っていた。僕は今でも非常に競争心が強いんだ。勝ちたいという気持ちは、車から降りるときにも変わることはないし、その情熱を有効に使いたいと思っている」

BERLIN TEMPELHOF AIRPORT, GERMANY - AUGUST 13: Jérôme d'Ambrosio (BEL), Mahindra Racing during the Berlin E-Prix VI at Berlin Tempelhof Airport on Thursday August 13, 2020 in Berlin, Germany. (Photo by Sam Bloxham / LAT Images)

「スージーと私が管理職への転身を行う可能性について話し始めたとき、それは私にとって完璧な道だと直感しました。これからは新しい挑戦の時であり学ぶべきことはたくさんありますが、最高の人物から学ぶことになるとわかっているので、この先が待ち遠しいです。この場を借りて、家族、友人、そしてファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います」

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