
フォーミュラE ウサイン・ボルトが試乗
ウサイン・ボルトがメキシコ・シティで開催されたイベントで、フォーミュラEの次世代テストカー”GENBETA”のステアリングを握り、新次元のスピードと加速を体験した。
FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン初戦を前に、オリンピック金メダリストのウサイン・ボルトは、フォーミュラE GENBETAレーシングカーを運転し、メキシコシティE-Prixが行われるコースを1周した。
陸上競技の100mと200mで史上最速を記録した彼は、フォーミュラE GENBETAのスプリント能力を試した。
スタートラインから加速した彼は、0-60mphを2.89秒、100mを4.36秒で駆け抜けた。
現フォーミュラE世界チャンピオンドライバーのジェイク・デニス(アンドレッティ)と元F1ドライバーでフォーミュラE TVの新司会者であるデビッド・クルサードがコーチング・アドバイスを提供し、ボルトはスタートラインからGENBETAの400kWものパワーを存分に体感することができた。
GENBETAは、フォーミュラEのGEN3レースカーの仕様を効果的に「アンロック」するためのさまざまな改造が施されている。
ベースとなっている昨シーズン発表されたGEN3は、これまでに製造された中で最速、最軽量、最もパワフルで効率的な電気レーシングカーであり、最高時速320kmを超える。
ウサイン・ボルトは、GENBETAを走らせて次のようにコメントした。
「GENBETAレーシングカーは、車輪のついたロケットのようなものでした。スタート直後のパワーには驚かされましたし、アドレナリンは別次元のものでした。GENBETAのドライビングは、これまで経験したことのないようなものでした。実際に運転するとすぐに楽しくなり、マシンから降りたくなくなると言われましたが、その通りでした。できることなら毎日運転したいです。もっと走らせる時間があれば、もっと速く走れるでしょう」
フォーミュラEのCEO、ジェフ・ドッズは次のようにコメントした。
「ウサイン・ボルトとGENBETAレーシングカーという二つの世界記録保持者を引き合わせること以上に、フォーミュラEらしいことがあるでしょうか?ウサインが世界記録を更新したのは15年前のことで、それ以来、誰もこの記録を破れていません。そして彼は今日、同じ決意と自信をもって私たちのレースイベントにやってきました」