フォーミュラE バレンシアテストで火災が発生して2日目は中止
2024年FIAフォーミュラE世界選手権は、バレンシアでプレシーズンテストを行ったが、パドックで火災が発生してセッションが中止となった。
リカルド・トルモ・サーキットで行われたバレンシア・テストのオープニングセッションで本格的な開幕を迎え、ジャガーTCSレーシングのミッチ・エバンスがトップタイムをマークしたが、問題も発生した。
ミッチ・エバンスは、バレンシア・テストのオープニング・セッションで1分24秒474のトップタイムをマークし、チェッカーフラッグを受けた。
ジャガーTCSレーシングのエバンスはチャンピオンシップを戦う重要なドライバーの一人であり、ここ数年は常に優勝争いを展開している。
2番手にはタグ・ホイヤーポルシェのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが0.143秒差で続き、エンビジョン・レーシングのセバスチャン・ブエミが3番手につけた。
また、各チームがフォーミュラEのピットレーンで新たに導入される急速充電を試した。
午前のセッションが終了し、各チームが午後の走行準備を行っている際に問題が発生した。
なんとパドック内で火災が発生し、サーキットガレージの一部が焼けてしまった。
幸い、火災に巻き込まれたスタッフをなく、消化も速やかに行われた。
しかし火災によって損傷したガレージは使用できなくなり、火災の原因究明を行うことになった。
これによって午後の走行枠は中止となり、2日目のプレシーズンテストも中止となった。
フォーミュラE側は既に原因を特定できているとしており、対処を進めている。
また、引き続き調査とさらなる安全性評価は完了し、最終確認を条件としてプレシーズンテストの再開を行う。
