フォーミュラE シーズン10のプレシーズンテスト結果

フォーミュラE シーズン10のプレシーズンテスト結果

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スペインのバレンシアで行われたフォーミュラEのプレシーズンテストは、最終セッションに参加した21人のドライバーのうち19人がトップタイムから0.7秒以内に入った。

バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで行われた公式プレシーズンテストは、2024年シーズンのFIAフォーミュラE世界選手権の開幕戦を前に、全22人のドライバーと11チームが揃ってコースインする唯一のセッションだ。
シーズン10に先駆けて走行を行ったドライバーとルーキーたちは、合計で4,960周、16,745kmを走行した。
また、今回のテストではGEN3をドライブする初の女性ドライバーとなったガブリエラ・ジルコバも含まれている。

プレシーズンテストでは、ジャガーTCSレーシングのミッチ・エバンスが好調をそのままに最速タイムを記録し、2022年の記録を0.5秒以上上回った。
この日の午前中のセッションでは上位7人が、2022年のプレシーズン・テストで記録されたGEN3最速タイムを抜いている。
ジャガーTCSレーシングからデビューしたニック・キャシディはも好調で、金曜日はセッショントップタイムを記録し、1月にメキシコ・シティで開幕するシーズン10を前に、間違いなく高い戦闘力を見せている。
また、今回のプレシーズンテストでは、チームとドライバーは急速充電ピットストップのランスルーや、コーションとセーフティカーを含む完全なレースプログラムをテストすることができた。1

 

ルーキーにとっても非常に重要なプレシーズンテストでは、始めてステアリングを握るドライバーにも注目が集まった。
NEOMマクラーレンを駆るルーキーのバーナードは、オープニングセッションの中盤でタイムシートのトップに立った。
これは昨シーズンのバレンシア・テストでの最速タイムに迫るものだった。
ルーキーで競争力を発揮することが難しいとされているフォーミュラEで、印象的なスピードを見せた。
朝の走行では、他にも何人かのルーキーがコックピットに入り走行を行った。
DSペンスキーはロバート・シュワルツマンが17番手を記録し、日産はビクター・マルティンスが19番手、ルカ・ギオットが20番手、アンドレッティはゼイン・マローニーが21番手だった。
そして、初の女性ドライバーの参加となるガブリエラ・ジルコバは、タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチームのルーキーとして46周を走り、GEN3をドライブした。2

出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/481993/testing-wrap-what-we-learnt-in-valencia

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