フォーミュラE 東京E-Prixのコースが発表
フォーミュラEは、2024年3月に日本の首都である東京で初めて開催される東京E-Prixのコースデザインを発表した。
東京国際展示場（東京ビッグサイト）を囲むように設置されたコースは、18ターンとコーナーが多く、距離は2.582kmと短めの設定となったが、チャレンジングなストリートサーキットである。
コースには3本のストレートとテクニカルな連続タイトコーナーが目立ち、直角コーナーが詰め込まれている。
ターン1から続く連続タイトコーナーはスタート後の接触リスクが高く、ロンドンE-Prixのコースと似ている。
ターン8を抜けると比較的ストレートが長く、ホームストレートまでの複数のヘビーブレーキングポイントでバトルを見ることができるだろう。
フォーミュラEのコース設計専門家たちは、このサーキットがシリーズに参加する22人のドライバーに挑戦状を叩きつけると同時に、レース会場のファンや世界中のテレビ視聴者に興奮とエンターテインメントを提供すると確信している。
チームとドライバーが準備を行うパドックエリアは、東京湾側に位置する設定となった。
東京でのフォーミュラE初開催は、東京におけるEVの普及を後押しするものであり、公道レースや世界選手権イベントのために東京の公道が閉鎖されるのは初めてのことである。
ロンドン、ベルリン、メキシコシティなど、世界各地の象徴的な都市の中心部で開催されるフォーミュラEレースと同様に、東京E-PrixもフォーミュラEがリードする持続可能性を証明する重要な特徴である。
運営はフォーミュラE開催にあたり、イベント会場までの優れた公共交通機関をファンに提供するとしている。
フォーミュラEの共同創設者兼チーフ・チャンピオンシップ・オフィサーであるアルベルト・ロンゴは次のようにコメントした。
「フォーミュラEは、モータースポーツの世界選手権として初めて東京の街中でレースを行うことを光栄に思います。私たちは第1回東京E-Prixのコースを公開できたことに興奮しており、フォーミュラEの22人のドライバーにとって、世界レベルのドライビングスキルを披露し、東京のファンに決して忘れられない経験を与えるというユニークな挑戦を生み出すものになると確信しています」
