フォーミュラE ミサノのコースレイアウトが発表

フォーミュラE ミサノのコースレイアウトが発表

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フォーミュラEは、4月13日と14日にイタリアのアドリア海沿岸であるミサノでレースを行う際のサーキットレイアウトを公開した。

ミサノはMotoGPやワールドスーパーバイク等が行われている常連サーキットであり、4輪レースとしても、耐久シリーズやDTM、FIAF3等の多くのレースイベントを開催している。
他にも数々のレース開催実績があり、モータースポーツファンにはおなじみのサーキットとなっている。
今年、フォーミュラEが開催される際は、フルコースではなく少し短縮されたレイアウトが使用されることになるが、ミサノらしいコーナーも数多く見られる。Misano-track-map-Season-10

ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリは、イタリアのエミリア=ロマーニャ州にあるリミニに位置し、1969年に設計された。
正式オープンは1972年からとなり、世界戦としては、2007年からMotoGPカレンダーに組み込まれている。
MotoGPでは、地元のヒーローであり、7度の世界チャンピオンに輝いた伝説のライダーであるバレンティーノ・ロッシが何度も優勝している。
フォーミュラEで使用されるサーキットレイアウトは全長3.381kmと、フォーミュラEのコースとしてはやや長めに設定された。
ターン1からターン4までは連続コーナーとなり、ターン4を抜けると2本目のストレートへ合流する。
ターン5からはGPレイアウト同様のコーナーを走り、高速ストレートへ続く。
ターン8とターン9でフォーミュラE用のシケインを通過し、再び本コース同様のレイアウトを走る。
ターン12ではリジェネを優先させた場合にターン11後の短い直線で加速を行わない時間が長くなるため、オーバーテイクを狙いやすくなるだろう。
最終のターン14も最後の勝負どころとなり、ここを抜けてホームストレートに戻る。
常設サーキットを使用するためコース幅が広く、ポートランド同様にオーバーテイクが非常に多くなる予想がされる。
また、チームがGEN3レーシングカーを準備し、レース戦略を練るガレージを備えたパドックエリアは、サーキットのパドックとピットレーンに設置されるため、他のモータースポーツと同様の見慣れたパドックの風景となるだろう。

出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/490377/circuit-layout-unveiled-for-formula-es-first-race-in-misano

 

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