CUPRAが新型電動スポーツカーを発表

CUPRAが新型電動スポーツカーを発表

LINEで送る
Pocket

CUPRAは2023年ミュンヘンモーターショーで、新型車両となるDarkRebelコンセプトを初公開した。

電動2シータースポーツカーとなるこの車両は、CUPRAのアイデンティティーを受け継ぐ最新モデルとなり、ライバルメーカーとは大きく異なる見た目が注目された。23090702

CUPRAのCEOであるウェイン・グリフィスは次のように語った。
「CUPRAの情熱と創造性のおかげで、我々の最も強力なこだわりの1つを本物のショーカーにすることができました。CUPRA DarkRebelは、CUPRA独自のデザインを最大限表現した車両です。未来の電気自動車がよりスポーティでセクシーで、エモーショナルであることを証明するという目的を持ったマシンなのです」

CUPRAは、DarkRebelのパワートレインや内部構造は明らかにしていないが、4月のベルリンE-Prixで発表された電動SUVであるBornやTavascanと同様に、フォルクスワーゲン・グループのMEBプラットフォームがベースとなるとされている。
アウディが、同じくMEBプラットフォームを採用する新型RS6 e-tronに600馬力以上のパワーを投入する可能性も噂されているが、詳細はまだ発表されていない。23090701

CUPRA DarkRebelの大胆なデザインは各所で見られる。
まず目につくのはスポーツカーらしい流線的なデザインだ。
ある角度からはトヨタ・スープラの様なデザインを感じることができ、別の角度からはGTマシンの要素を取り入れたようなデザインとなっている。
また、キャビンと巨大なボンネットを前面に押し出した特徴的なデザインも見られる。
色々な要素が組み合わさっているが、DarkRebelは全体的に見るとCUPRAの特徴的なデザインであることがわかる。
トリプルトライアングル型のヘッドライトは特に特徴的で、見間違うことはないだろう。23090704 23090703

インテリアはCUPRAらしい明確なテーマであり、ステアリングホイールには戦闘機で見られるようなイルミネーションが施されている。
ドアカードにはLEDが埋め込まれ、ドライブセレクターも光る。
ダッシュボード全体をデジタルパネルが取り囲み、乗員が理想的な温度に保たれるように空調を調整するサーマルカメラが装備されている。
また、サスティナビリティにも配慮しており、インテリアトリムには90%生分解可能な竹が使用されている。

CUPRA DarkRebelの価格や、発売時期についての情報はまだないが、電動スポーツカーメーカーとして特徴的な車両を作るCUPRAの続報に期待したい。

出典:https://www.fiaformulae.com/en/news/477236/cupra-unveils-darkrebel-electric-sports-car

LINEで送る
Pocket