フォーミュラE 2023年度 チーム&ドライバーデータ

フォーミュラE 2023年度 チーム&ドライバーデータ

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※フォーミュラE 2024シーズンのチーム&ドライバーデータはこちら

フォーミュラE 2024年度 チーム&ドライバーデータ

アバランチ・アンドレッティ
(Avalanche Andretti)

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車体: Porsche 99X Electric Gen3
スペック: モーター:ポルシェ
本拠地: アメリカ
代表: ロジャー・グリフィス
経歴: アバランチ・アンドレッティは、2021シーズンまでBMW i アンドレッティとして参戦していたチームだ。
2018/2019シーズンにBMWワークスチームとして参戦し、複数の優勝と表彰台を獲得している実績あるチームである。
BMWがフォーミュラEから撤退したことでチーム名が変わり、現在の名前となった。
元々のチーム代表であるアンドレッティから、グリフィスへチーム代表が変わった
アンドレッティ・オートスポーツは、アメリカを拠点としたインディカーシリーズやアメリカン・ルマンシリーズへの参戦をしている。
これまでのフォーミュラEイベント全戦に出場しており、8回の勝利を記録している。
2021/2022シーズンは1勝を記録してチームランキング6位。
ドライバーズランキングはジェイク・デニスが6位と健闘し、チームポイントの大部分を獲得。
2022/2023シーズンはジェイク・デニスを継続し、新たにアンドレ・ロッテラー を迎える。
ドライバー: ジェイク・デニス No.27
アンドレ・ロッテラー No.36
公式ウェブ: フォーミュラEサイト

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DS・ペンスキー
(DS PENSKE)

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車体: DS E-TENSE FE23
スペック: モーター:DS
本拠地: アメリカ
代表: オリバー・ターベイ
経歴: DSペンスキーはドラゴンレーシングとして参戦してきたチームだ。
2006年にシーゲート・テクノロジーの会長兼CEOであるジェイ・ペンスキーとスティーブ・ルッゾによって設立され、インディカーシリーズで2007年から2014年にかけて参戦した。
カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置き、英国のシルバーストーンでも事業を行っている。
2018/2019シーズンと2019/2020シーズンはイタリアのファッションハウスであるGEOXがタイトルスポンサーとなっていた。
ドラゴンレーシングは参戦初年度は好調なパフォーマンスを示したが、徐々に競争力を失っていった。
一時は表彰台を獲得し復調の兆しがあったが、完全復活は叶わない状況が続く。
2021/2022シーズンは2ポイントしか獲得することができず、チームランキング11位と最下位を記録してしまった。
2022/2023シーズンはドライバーを一新し、新たなスタートを切ることになる。
最も注目されるストフェル・バンドーンはチャンピオンナンバーの”1”を付け、チームメイトには2度のタイトル獲得を達成しているジャン-エリック・ベルニュを起用した。
マシンはDSらしい黒と金のカラーリングを施した。
ドライバー: ストフェル・バンドーン No.1
ジャン-エリック・ベルニュ No.25
公式ウェブ:  フォーミュラEサイト

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エンビジョン・レーシング
(envison Racing)

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車体: Jaguar I-Type 6
スペック: モーター:ジャガー
本拠地: イギリス
代表: シルヴァン・フィリッピ
経歴: フォーミュラE初年度から参戦を続けるイギリスチーム。
デジタルエネルギー企業のEnvision Groupと提携し、エンビジョン・ヴァージン・レーシングとしてフォーミュラEに数年間参戦してきた。
そして2022シーズンからは新たにエンビジョン・レーシングとしてスタートしている。
過去シーズンではチャンピオンシップタイトルを争いシリーズを盛り上げた実績があり、今シーズンも注目されている。
2018/2019シーズンはランキング3位、2019/2020シーズンはランキング4位で終了。
そして2020/2021シーズンは日本で活躍したニック・キャシディが加入し、ランキング5位となった。
2021/2022シーズンでも競争力は健在で、1勝に終わったものの6回の表彰台を記録してランキング5位。
フラインスがドライバーズランキング7位となった。
2022/2023シーズンはキャシディを継続し、新たにブエミが加入した。
ドライバー: ニック・キャシディ No.37
セバスチャン・ブエミ No.16
公式ウェブ: envisionvirginracing.comフォーミュラEサイト

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マヒンドラ・レーシング
(Mahindra Racing)

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車体:  Mahindra M9Electro
スペック: モーター:マヒンドラ
本拠地: インド
代表: ユアン・ダルバラ
経歴: マヒンドラ・レーシングは、フォーミュラE初年度から参戦を続けるインドチームである。
フォーミュラEの中でも古参であり、シーズン3で初勝利を収め、多くの表彰台も獲得してきている。
地球環境改善のための取り組みとして、植林等の大規模な活動を積極的に行っているチームだ。
初優勝を記録した2016/2017シーズンではランキング4位となり、上位チームと争うことが多くなったが、2019/2020シーズンはランキング9位と厳しい戦いを強いられた。
2020/2021シーズンはドライバーラインナップを変え、アレクサンダー・シムズとアレックス・リンのイギリス人コンビがドライバーを務めた。
リンの優勝や表彰台で速さを見せる場面はあったものの、上位入賞は少なくランキングは9位と伸び悩んだ。
上位復帰を目指す2022シーズンは、新たにオリバー・ローランドを迎え、2位表彰台を一回記録したもののランキングは8位となった。
2022\2023シーズンはアレクサンダー・シムズからルーカス・ディ・グラッシにドライバーを変更し、オリバー・ローランドは続投となる。
ドライバー:
ルーカス・ディ・グラッシ No.11
オリバー・ローランド No.8
公式ウェブ: mahindraracing.com /  フォーミュラEサイト

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Neom マクラーレン
(Neom McLaren)

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車体: Nissan e-4ORCE 04
スペック: モーター:日産
本拠地: イギリス
代表: イアン・ジェームス
経歴:  HWAレースラボを引き継ぎ、メルセデスワークスチームとして発足した「Mercedes-Benz EQ」として参戦してきたフォーミュラEチーム。
モータースポーツで100年以上の歴史を誇るメルセデス・ベンツはフォーミュラEでもチャンピオンを獲得した。
F1で圧倒的な強さを発揮した近年のメルセデスが、電気自動車レースでもチャンピオンを獲得したことは非常に影響が大きい。
メルセデスワークスとしての初年度となった2019/2020シーズンは開幕戦から速さを見せファンを驚かせた。
最終的なチームランキングは3位を獲得し、参戦初年度とは思えない競争力を見せていた。
2020/2021シーズンはニック・デ・フリースがチャンピオンを獲得し、2年目で完全にフォーミュラEを理解して見せた。
チームメイトのバンドーンも好成績を残し、チームランキングでもチャンピオンを獲得した。
2021/2022シーズンでも開幕戦から勝利を収め、ストフェル・バンドーンが抜群の安定感でチャンピオンを獲得した。
チームメイトのデ・フリースも2勝を記録して、チームタイトルを連覇した。
2022/2023シーズンはマクラーレンとして新たに参戦を開始する。
ドライバーには経験者のラストと、ルーキーのヒューズを起用し、パワートレインは日産を使用する。
ドライバー: レネ・ラスト No.58
ジェイク・ヒューズ No.5
公式ウェブ: フォーミュラEサイト

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NIO 333・レーシング
(NIO 333・Racing)

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車体:  NIO 333 ER9
スペック: モーター[NIO333]
本拠地: 中国
代表: アレックス・ホイ
経歴: NIOフォーミュラEチームはチーム・チャイナ・レーシングとしてスタートし、ネルソン・ピケ・ジュニアを初代ドライバーズチャンピオンシップに導いたチームの後継になる。
中国の電気自動車メーカーであるNIOは2017年にニュルブルクリンクでEP9(スーパーカー)を走らせる等、積極的にモータースポーツ界に参入してきている。
チャイナレーシング時代にドライバーチャンピオンシップで勝利し、チームランキングも上位に入ったことがあるチームではあるが、シーズン2以降は苦戦を強いられており、過去数シーズンに渡って最下位に低迷している。
2019/2020シーズンはノーポイントでシーズンを終了し、最も苦しんでいるチームであった。
2020/2021シーズンも大きな改善はなかったが、両ドライバーがポイントを獲得して19ポイントを記録することができたがランキングは最下位のままだった。
2021/2022シーズンは7ポイントの獲得に終わったが、チームランキングは10位に上った。
ドライバーはダン・ティクトゥムと、セルジオ・セッテ・カマラが務める。
ドライバー: セルジオ・セッテ・カマラ No.3
ダン・ティクトゥム No.33
公式ウェブ: www.nio.io / フォーミュラEサイト

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日産
(NISSAN)

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車体: Nissan e-4ORCE 04
スペック: モーター:日産
本拠地: 日本
代表: ジャンポール・ドリオ
経歴: 日産は、フォーミュラEの3つタイトルと、シーズン2のドライバー・タイトルを獲得したルノーチームを引き継いで、2018/2019シーズンにフォーミュラE参戦を始めた。
日本企業としては初の参戦となる。
世界中で電気自動車を販売している日産は、EVで多くの成功を積み上げてきた。
既存のEV技術を活かしてフォーミュラE用の全く新しいパワートレインを開発している。
チームとしては、ルノー時代から数えて17勝を超え、39回の表彰台を獲得している。
日産は参戦1年目から高い競争力を発揮し、2018/2019シーズンはチームランキングでは4位、ドライバーズランキングではセバスチャン・ブエミが2位を獲得した。
2019/2020シーズンはチームランキングで2位、ドライバーズランキングでもセバスチャン・ブエミが4位、オリバー・ローランドが5位と両ドライバー共に高い競争力を発揮していたものの、2020/2021シーズンは一転して不調に見舞われてしまい、ローランドが表彰台を獲得するのが精一杯の状況となった。
2021/2022シーズンも不調は続き、表彰台には1度も登ることなくランキング9位でシーズンを終えた。
巻き返しを狙う2023シーズンはドライバーを一新し、優勝経験もあるノーマン・ナトをエースに、注目の若手であるサッシャ・フェネストラズを起用する。
ドライバー: ノーマン・ナト No.
サッシャ・フェネストラズ No.
公式ウェブ: www.nismo.co.jpフォーミュラEサイト

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ジャガー・TCS・レーシング
(Jaguar TCS Racing)

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車体: Jaguar I-Type 6
スペック: モーター:ジャガー
本拠地: イギリス
代表: ジェームズ・バークレー
経歴: ジャガーレーシングチームは、2016/2017シーズンのフォーミュラEで初めて参戦した。
ジャガーはモータースポーツでも豊富な歴史を持っているが、フォーミュラEに参加して電気自動車市場への影響力を上げようとしている。
参戦初年度は結果が出ずに下位に沈んだものの、翌2017/2018シーズンには、フォーミュラEチャンピオン経験者のネルソン・ピケ・ジュニアと契約して、ミッチ・エバンスとパートナーシップを結んだ。
ランキングは6位と向上し、徐々に戦闘力を上げてきた。
2018/2019シーズンはチームランキングこそ7位となったが、チームにとって初の優勝を記録し、エバンスはドライバーズランキング5位を獲得した。
2020/2021シーズンはサム・バードの2勝と、エバンスの5度の表彰台によりチームランキングで2位を獲得する飛躍を見せた。
また、エバンスは最終戦をスタートする直前まではドライバーズチャンピオンに最も近いドライバーであった。
2021/2022シーズンもエバンスはチャンピオンシップを争い、4勝を記録してドライバーズランキング2位でシーズンを終えた。
チームランキングは4位となったが、強力なチームであることは疑いようがない。
2023シーズンもドライバーは変わらず、エバンスとバードが務める。
ドライバー: ミッチ・エバンス No.9
サム・バード No.10
公式ウェブ: media.jaguarracing.comフォーミュラEサイト

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マセラティ MSG
(Maserati MSG)

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車体:  Maserati Tipo Folgore
スペック: モーター:マセラティ
本拠地: モナコ
代表: ジェームス・ロシター
経歴: マセラティは元ヴェンチュリーレーシングであり、フォーミュラE初年度から参戦してるチームである。
モナコに拠点を置くこのチームは、ギルド・パランカ牧師によって設立された。
2016年にヴェンチュリーのVBB-3 ‘bullet car’は、時速548キロもの速度を出し、当時の電気自動車世界記録を更新した。
2018/2019シーズンは表彰台と、念願の初優勝を達成し進化を示した。
2019/2020シーズンではルセデスワークスチームから技術サポートを受け始めたが、ランキング10位と競争力を欠いたシーズンとなってしまい、チームのほぼ全てのポイントを獲得したエドアルド・モルタラはドライバーズランキング14位だった。
2020/2021シーズンはエースのエドアルド・モルタラが残留し、チームメイトにはノーマン・ナトが新たに加入した。
そして開幕戦から素晴らしいパフォーマンスを発揮し、両ドライバーが優勝を記録し、モルタラはドライバーズランキング2位という好成績を残した。
2021/2022シーズンはシーズン序盤からモルタラがチャンピオンシップ争いを展開し、一時はポイントリーダーになった。
しかしシーズン後半に失速してしまい、4勝を記録しながらランキング3位となった。
チームランキングでは両ドライバーが優勝を記録して2位となった。
2022/2023シーズンはエースのモルタラは変わらず、新たにギュンターが加入してチャンピオンシップを戦う。
ドライバー: エドアルド・モルタラNo.48
マキシミリアン・ギュンターNo.7
公式ウェブ:  フォーミュラEサイト

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タグ・ホイヤー・ポルシェ
(TAG HEUER PORSCHE)

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車体: Porsche 99X Electric Gen3
スペック: モーター:ポルシェ
本拠地: ドイツ
代表: フローリアン・モドリンガー
経歴:  1950年代から続くポルシェのモータースポーツに新たな1ページが追加された。
WECにおけるLMP1クラス優勝や、数々のGTレースで表彰台の頂点に立っているポルシェ。
市販車においても最近はHVやEV車を発売し始めており、フォーミュラEでの技術が活用されることになるだろう。
2019/2020シーズンに完全な新チームとしてフォーミュラEに参戦し、世界の強豪に挑んだ。
同じドイツの有名メーカーが参戦するこの舞台で、初年度から優勝争いを展開し、第4戦ではポールポジションを獲得して速さを見せた。
初年度のチームランキングは8位となり、翌年に期待された。
2年目となる2020/2021シーズンでは両ドライバーが表彰台こそ獲得したものの、目立った活躍は少なくチームランキングは8位となった。
2022シーズンは念願の初優勝を達成し、同時に1-2フィニッシュも達成した。
しかしその後は表彰台に立つことはなく、ランキングは7位と振るわなかった。
2023シーズンはチャンピオン経験者のダ・コスタを新たに迎え、ウェーレインと共にタイトルを狙う。
ドライバー: アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ No.13
パスカル・ウェーレイン No.94
公式ウェブ: www.porsche-formulae / フォーミュラEサイト

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アプト・クプラ
(ABT CUPRA)

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車体: Mahindra M9Electro
スペック: モーター:マヒンドラ
本拠地: ドイツ
代表:
経歴:  クプラは元アウディチームであり、2014年にフォーミュラEが開幕して以来、常にトップランナーとして活躍してきた。
2017/2018シーズンはチームチャンピオンを僅差で獲得し、シーズン中には多くの表彰台に登った。
2019/2020シーズンはエースのルーカス・ディ・グラッシがドライバーズランキング6位となった。
2020/2021シーズンはアウディワークスチームとして最後のシーズンとなり、2勝を記録してチームランキング4位で終えた。
2022シーズンはアウディの撤退によってチームは参戦していなかったが、2023シーズンから復活を果たすことなった。
Gen3へとマシンが変わり、1年の休止期間があったため全く予想ができないチームとなる。
ドライバーには経験豊富なフラインスと、ミュラーを起用する。
ドライバー: ロビン・フラインス No.4
ニコ・ミュラー No.51
公式ウェブ: www.porsche-formulae / フォーミュラEサイト

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