2020~2021年度チームデータ

2020~2021年度チームデータ

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2022年のチームデータはこちら(2021-2022-team-data/)

 

アウディ・スポーツ・アプト・シェフラー
(Audi Sport ABT Schaeffler)

アウディ2021

車体: Audi e-tron FE07
スペック: モーター[1基] / ギヤ[不明]
本拠地: ドイツ
代表: アラン・マクニッシュ
経歴: アウディスポーツABTシェフラーチームは、2014年にフォーミュラEが開幕して以来、常にトップランナーとして活躍している。
2017/2018シーズンはチームチャンピオンを僅差で獲得し、シーズン中には多くの表彰台に登った。
アウディは2016年にWECプログラムの終了を発表し、フォーミュラEプログラムを強化していった。
現在では完全なワークスチームとしてチャンピオンシップを戦っている。
2019/2020シーズンはエースのルーカス・ディ・グラッシがポイントフィニッシュを多く記録していた。
しかしチームとしては多くのポイントを獲得することができずにチームランキング6位と低迷した。
ドライバーズランキングでは6位となった。
2020/2021シーズンはアウディのワークスチームとしては最後のシーズンとなるため、王座奪還を目指していくだろう。
エースドライバーであるルーカス・ディ・グラッシはシリーズ初年度から参戦を続けており、二桁勝利を収める数少ないドライバーだ。
そしてチームメイトには昨シーズンのベルリンから参戦を開始したレネ・ラストが入る。
既に表彰台を獲得しているため、両ドライバー共にトップを狙えるラインナップとなっている。
ドライバー: ルーカス・ディ・グラッシ No.11
レネ・ラスト No.33
公式ウェブ: www.abt-sportsline.de / www.audi.com / フォーミュラEサイト

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BMW i アンドレッティ・モータースポーツ
(BMW i Andretti motorsport)

bmw2021

車体: BMW i FE.20
スペック: モーター[1基] / ギヤ[不明]
本拠地: アメリカ
代表: マイケル アンドレッティ
経歴: BMW i アンドレッティは、2018/2019シーズンにBMWワークスチームとして参戦を開始。
フォーミュラEでは元々、アンドレッティ・オートスポーツとしての参戦だった。
アンドレッティ・オートスポーツは、アメリカを拠点としたインディカーシリーズやアメリカン・ルマンシリーズへの参戦をしている。
BMWは初年度から競争力を発揮し、開幕戦で早くも優勝を達成し、その後も表彰台に複数回登った。
2019/2020シーズンはチームランキング5位となったが、マックス・ギュンターの2勝は速さを証明している。
ドライバーズランキングはマックス・ギュンターが9位だったが、ポイントを獲得したレースは3回だけであり、1位が2回と2位が1回となっている。
2020/2021シーズンはBMWワークスとして最後のシーズンとなるため、チャンピオン獲得を狙っていくだろう。
ドライバーは若きエースのマックス・ギュンターと、アレクサンダー・シムズに変わって新たに加わるジェイク・デニスの二人を起用することになった。
ドライバー: マックス・ギュンター No.28
ジェイク・デニス No.27
公式ウェブ: www.bmw-motorsport.com / フォーミュラEサイト

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エンビジョン・ヴァージン・レーシング
(envison Virgin Racing)

ヴァージン2021

車体:  Audi e-tron FE07
スペック: モーター[1基] / ギヤ[不明]
本拠地: イギリス
代表: アレックス・タイ
経歴: フォーミュラE初年度から参戦を続けるイギリスチーム。
デジタルエネルギー企業のEnvision Groupと提携し、ヴァージンレーシングは2018/2019シーズンからEnvision Virgin Racingとして参戦している。
シーズン2ではツインモーターを採用するチームだったが、扱いにくいことが判明したためシーズン3からはシングルモーターを採用した。
過去2シーズンでチャンピオンシップタイトルを争いシリーズを盛り上げた。
2018/2019シーズンも3位で終え、長い期間競争力を保っており、このシーズンからアウディスポーツが提供するパワートレインを使用している。
2019/2020シーズンはランキング4位で終了したが、両ドライバーがポイントを同程度獲得していたためドライバーズランキングではサム・バードが10位となっている。
2020/2021シーズンは長年ヴァージンレーシングでドライバーを務めたサム・バードが移籍し、代わりに日本で知名度の高いニック・キャシディが加入した。
チームメイトはチームに残留するロビン・フラインズだ。
ドライバー: ロビン・フラインス No.4
ニック・キャシディ No.37
公式ウェブ: envisionvirginracing.comフォーミュラEサイト

by EVracing



ドラゴン・ペンスキー
(DRAGON PENSKE)

ドラゴン2021

車体: Penske EV-5
スペック: モーター[1基] / ギア[1速]
本拠地: アメリカ
代表: ジェイ・ペンスキー
経歴: ドラゴンは、2006年にシーゲート・テクノロジーの会長兼CEOであるジェイ・ペンスキーとスティーブ・ルッゾによって設立され、インディカーシリーズで2007年から2014年にかけて競争した。
カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置き、英国のシルバーストーンに事業を追加している。
2018/2019シーズンと2019/2020シーズンはイタリアのファッションハウスであるGEOXがタイトルスポンサーとなっていた。
ドラゴンレーシングは参戦初年度は好調なパフォーマンスを示したが、徐々に競争力を失っていった。
2018/2019シーズンは僅か23ポイントの獲得となり、チームランキングも10位と低迷した。
2019/2020シーズンは更に競争力が低下しチームランキングは11位、獲得ポイントは2ポイントで終了した。
2020/2021シーズンに改善を目指すドラゴンレーシングは、アウディの元テストドライバーのニコ・ミュラーと、新たにチーム加入するセルジオ・セッテ・カマラがステアリングを握る。
ドライバー: ニコ・ミュラー No.6
セルジオ・セッテ・カマラ No.7
公式ウェブ: www.dragonracing.comフォーミュラEサイト

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ジャガー・レーシング
(Jaguar Racing)

ジャガー2021

車体: Jaguar I-Type 5
スペック: モーター[1基] / ギヤ[不明]
本拠地: イギリス
代表: ジェームズ・バークレー
経歴: パナソニックジャガーレーシングチームは、2016/2017シーズンのフォーミュラEで初めて参戦した。
ジャガーはモータースポーツでも豊富な歴史を持っているが、フォーミュラEに参加して電気自動車市場への影響力を上げようとしている。
技術的支援をウィリアムズから受けている。
参戦初年度は結果が出ずに下位に沈んだ。
2017/2018シーズンには、フォーミュラEチャンピオン経験者のネルソン・ピケ・ジュニアと契約して、ミッチ・エバンスとパートナーシップを結んだ。
ランキングは6位となったものの勝利することはできなかった。
2018/2019シーズンはチームランキングこそ7位となったが、チームにとって初の優勝を記録し、エバンスはドライバーズランキング5位を獲得した。
ミッチ・エバンスは印象的なフォーミュラEデビュー以来、ジャガーレーシングに残っている。
2019/2020シーズンはチームランキング7位、エバンスのドライバーズランキング7位でシーズンを終了した。
2020/2021シーズンもエバンスはチームに残留しチャンピオンシップを戦う。
チームメイトはフォーミュラEを代表するドライバーであるサム・バードとなる。
ドライバー: ミッチ・エバンス No.20
サム・バード No.10
公式ウェブ: media.jaguarracing.comフォーミュラEサイト

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マヒンドラ・レーシング
(Mahindra Racing)

マヒンドラ2021

車体: Mahindra M7Electro
スペック: モーター[1基] / ギヤ[不明]
本拠地: インド
代表: ディルバーグ・ギル
経歴: マヒンドラ・レーシングは、フォーミュラE初年度から参戦を続けるインドチームである。
チャンピオンシップ中心的存在であり、シーズン3で初勝利を収め、多くの表彰台も獲得してきている。
初優勝を記録した2016/2017シーズンではランキング4位となり、上位チームと争うことが多くなった。
2018/2019シーズンはチームランキングこそ6位で終わったものの、シーズン序盤の連続表彰台や優勝を達成し、存在感を現した。
2019/2020シーズン成績が思う様に上がらず、チームランキングは9位となった。
ドライバーズランキングでもベルリンでウェーレインが離脱した影響で上位に入らず、ダンブロシオの16位となった。
2020/2021シーズンはドライバーラインナップを変え、BMWからの移籍となるアレクサンダー・シムズと、ベルリンからフォーミュラEに復帰したアレックス・リンが務める。
ドライバー:
アレクサンダー・シムズ No.29
アレックス・リン No.94
公式ウェブ: mahindraracing.com /  フォーミュラEサイト

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NIO・フォーミュラEチーム
(NIO Formula E Team)

nio2021

車体: NIO Sport 006
スペック: モーター[1基] / ギヤ[不明]
本拠地: イギリス
代表: ジェリー・ヒュース
経歴: NIOフォーミュラEチームはチーム・チャイナ・レーシングとしてスタートし、ネルソン・ピケ・ジュニアを初代ドライバーのチャンピオンシップに導いたチームの後継になる。
中国の電気自動車メーカーであるNIOは2017年にニュルブルクリンクでEP9(スーパーカー)を走らせる等、積極的にモータースポーツ界に参入してきている。
駆動装置のルールがシーズン2に向けて公開された時、NIOフォーミュラEチーム(ネクストエグゼクティブと呼ばれる)は、ツインモーターソリューションを選択した。
それはシーズン3でも採用され、多くのチームがシングルモーターなのに対してユニークなアプローチを行った。
チャイナレーシング時代にドライバーチャンピオンシップで勝利し、チームランキングも上位に入ったことがあるチームではあるが、シーズン2以降は苦戦を強いられており、過去数シーズンに渡って最下位に低迷している。
2019/2020シーズンはフォーミュラEの競争力が高まった影響もあり、ノーポイントでシーズンを終了した。
ドライバーは昨シーズンから引き続きオリバー・ターベイが務める。
もう一人のドライバーは新たに加入するトム・ブロンクビストとなっている。
ドライバー: オリバー・ターベイ No.8
トム・ブロンクビスト No.88
公式ウェブ: www.nio.io / フォーミュラEサイト

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日産・e.dams
(NISSAN e.dams)

日産2021

車体:  Nissan IM03
スペック: モーター[不明] / ギヤ[不明]
本拠地: 日本
代表: ジャンポール・ドリオ
経歴: 日産 e.damsはフォーミュラEの3つタイトルと、シーズン2のドライバー・タイトルを獲得したルノーチームを引き継いで、2018/2019シーズンにフォーミュラE参戦を決めた。
日本企業としては初の参戦となる。
世界中で電気自動車を販売している日産は、EVで多くの成功を積み上げてきた。
既存のEV技術を活かしてフォーミュラE用の全く新しいパワートレインを開発した。
ルノー時代からのパートナーであるDAMSは、F3000、GP2、およびA1GPで複数のタイトルを持つ最も成功したチームの1つ。
チームとしては15勝を超え、30回以上の表彰台を獲得してきた。
日産での参戦となっても高い競争力を維持しており、2018/2019シーズンはチームランキングでは4位となり、セバスチャン・ブエミがドライバーランキングで2位を獲得し、特に後半戦の連続表彰台はインパクトを残した。
2019/2020シーズンはチームランキングで2位を獲得して安定した速さを見せた。
ドライバーズランキングでもセバスチャン・ブエミが4位、オリバー・ローランドが5位と両ドライバー共に高い競争力を発揮している。
2020/2021シーズンのドライバーラインナップに変更はなく、シーズン2のチャンピオンであるセバスチャン・ブエミと、着実に成長を続けるオリバー・ローランドが日産から参戦する。
ドライバー: セバスチャン・ブエミ No.23
オリバー・ローランド No.22
公式ウェブ: www.nismo.co.jpフォーミュラEサイト

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DSテチーター
(DS TECHEETAH)

テチータ2021

車体: DS E-Tense FE.21
スペック: モーター[1基] / ギヤ[不明]
本拠地: 中国
代表: エドマンド・チュウ
経歴: テチータは、チームアグリのエントリーを引き継いで、シーズン3でFIAフォーミュラE選手権に入った。
初年度から競争力を発揮したテチータは今ではコンスタントに上位を獲得するチームとなっている。
元々はRenault e.damsの駆動装置を使用していた。
2017/2018シーズンはジャン=エリック・ベルニュがドライバーズタイトルを獲得。
2018/2019シーズンもジャン=エリック・ベルニュが連覇を成し遂げ初の複数回チャンピオンとなった。
この年はチームランキングでも1位を獲得し完璧なシーズンを送った。
そして2019/2020シーズンは新たに加入したアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが圧倒的なパフォーマンスでチャンピオンを獲得した。
チームとしては3年連続のドライバーズタイトルと、チームタイトル2連覇を獲得した。
2020/2021シーズンでは、元チャンピオンであるジャン=エリック・ベルニュと、現チャンピオンであるアントニオ・フェリックス・ダ・コスタの2名を引き続き起用してシーズンをスタートさせる。
ドライバー: アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ No.13
ジャン=エリック・ベルニュ No.25
公式ウェブ: ww.techeetahfe.comフォーミュラEサイト

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ヴェンチュリー・フォーミュラEチーム
(Venturi Formula-E Team)

ベンチュリー2021

車体: Venturi VFE07
スペック: モーター[1基] / ギヤ[不明]
本拠地: モナコ
代表: フランク・バルデ
経歴: ヴェンチュリーは、ABB FIAフォーミュラEチャンピオンシップ初年度から参戦してるチームであり、スポーツタイプの電気自動車メーカーである。
モナコに拠点を置くこのチームは、ギルド・パランカ牧師によって設立された。
2016年にヴェンチュリーのVBB-3 ‘bullet car’は、世界最速の電気自動車になるために米国ユタ州の塩砂場で時速341マイルもの速度を出し世界記録を更新した。
2018/2019シーズンは表彰台と、念願の初優勝を達成し進化を示した。
しかし数々のリタイアも記録したため、チームランキングでは8位に低迷することとなった。
2019/2020シーズンではルセデスワークスチームから技術サポートを受けるが、ランキング10位と競争力を欠いたシーズンとなってしまい、チームのほぼ全てのポイントを獲得したエドアルド・モルタラはドライバーズランキング14位となった。
2020/2021シーズンはエースのエドアルド・モルタラが残留し、チームメイトにはノーマン・ナトが新たに加入する。
ドライバー: エドアルド・モルタラ No.48
ノーマン・ナト No.71
公式ウェブ: www.venturi.comフォーミュラEサイト

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メルセデス・ベンツEQ
(Mercedes-Benz EQ)

メルセ2021

車体: Silver Arrow 02
スペック: モーター[1基] / ギヤ[不明]
本拠地: ドイツ
代表: イアン・ジェームス
経歴:  1シーズンを戦ったHWA レースラボを引き継ぎ、新たにメルセデスワークスチームとして発足した「Mercedes-Benz EQ」フォーミュラEチーム。
モータースポーツで100年以上の歴史を誇るメルセデス・ベンツが遂にフォーミュラEに参戦する。
F1で圧倒的な強さを発揮した近年のメルセデスが、完全な電気自動車レースでもチャンピオンを狙っていく。
メルセデスワークスとしての初年度となった2019/2020シーズンは開幕戦から速さを見せファンを驚かせた。
チームランキングは3位を獲得し、参戦初年度とは思えない競争力を見せた。
ドライバーズランキングでも、エースのストフェル・バンドーンが2位を獲得してチームに大きく貢献した。
最終戦ではポールtoウィンを記録して最高の形でシーズンを終えた。
チームメイトのニック・デ・ブリーズもデビューシーズンながら上位争いを繰り広げチームランキング3位に貢献した。
2020/2021シーズンもドライバーラインナップは維持され、ストフェル・バンドーンとニック・デ・ブリーズの2人で戦う。
ドライバー: ストフェル・バンドーン No.5
ニック・デ・ブリーズ No.17
公式ウェブ: www.mercedes-benz.com / フォーミュラEサイト

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タグ・ホイヤー・ポルシェ FEチーム
(TAG HEUER PORSCHE FE TEAM)

ポルシェ2021

車体: 99X Electric
スペック: モーター[1基] / ギヤ[不明]
本拠地: ドイツ
代表: フリッツ・エンツィンガー
経歴:  1950年代から続くポルシェのモータースポーツに新たな1ページが追加される。
WECにおけるLMP1クラス優勝や、数々のGTレースで表彰台の頂点に立っているポルシェ。
市販車においても最近はHVやEV車を発売し始めており、フォーミュラEでの技術が活用されることになるだろう。
2019/2020シーズンに完全な新チームとしてフォーミュラEに参戦し、世界の強豪に挑んだ。
同じドイツの有名メーカーが参戦するこの舞台で、初年度から優勝争いを展開し、第4戦ではポールポジションを獲得している。
初年度のチームランキングは8位となったが、それ以上の存在感を見せた。
ドライバーズランキングではアンドレ・ロッテラーが8位を獲得し、チームのほとんどのポイントを獲得した。
2年目となる2020/2021シーズンでは更なる成長を遂げるチームと予測される。
ドライバーラインナップは、エースのアンドレ・ロッテラーが残留し、チームメイトにはパスカル・ウェーレインが加入する。
ドライバー: アンドレ・ロッテラー No.36
パスカル・ウェーレイン No.99
公式ウェブ: www.porsche-formulae / フォーミュラEサイト

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