フォーミュラE 東京開催を目指す

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フォーミュラEと東京都は、東京でのフォーミュラEレース開催を目指す協定に調印し、FIAフォーミュラE世界選手権の開催に向けて前向きな一歩を踏み出した。

小池百合子東京都知事とフォーミュラEのCEOであるジェイミー・レイグルは、東京都庁で行われた正式調印式に出席した。
これにより、東京都とフォーミュラEはFIAの承認を前提に、2024年春に国際展示場である東京ビッグサイト周辺でのレース開催を目指し、協力関係を構築することになった。
東京都は、CO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」の実現に向けて取り組んでおり、フォーミュラEは東京都と協力してゼロエミッション戦略を推進していく。
フォーミュラEのCEOであるジェイミー・レイグルは以下のようにコメントした。

「小池知事とともに、東京都とフォーミュラEの協力関係を発表できることを嬉しく、そして光栄に思っています。私たちはゼロエミッション東京の実現に向けて、2024年に東京でフォーミュラEレースを開催できるよう取り組んでいきます。東京は象徴的な都市であり、消費者技術の革新者や自動車産業のリーダー、世界的な文化的トレンドセッターとして認識されています。フォーミュラEは、東京都とパートナーシップを結び、東京がゼロエミッションの取り組みにおいて参考となることをうれしく思っています」22 10 06 1

フォーミュラEに参戦する日本メーカーである日産は、フォーミュラEの新しい時代となるGen3世代への参加をいち早く表明しており、完全ワークス化も完了している。
Gen3での開催が予定されている日本でのイベントは初の母国レースとなる。
チームのマネージングディレクターであるトマソ・ボルペは、シーズン10から日本がカレンダーに加わることに興奮していると語った。

「2024年に東京でE-Prixが開催されることは、日本の自動車メーカーとして大変うれしく思っています。また、今年初めにe.damsを買収したことにより、今シーズンから初めて1つのチームとして戦うことになり、私たちのホームマーケットでレースをする機会をぜひ持ちたいと思っています」

東京の初開催が予定されている2024年はカレンダーがどのようになるか判明していないものの、2023年シーズンの予定スケジュールでは、世界13都市のストリートサーキットで18レースが行われる。
これは2022年シーズンの10都市16レースの記録を上回り、フォーミュラEにとって最大のキャンペーンとなり、フォーミュラEのレースシリーズが拡大していることを象徴している。

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