フォーミュラE ベンチュリーがダンブロジオの退任を発表
2020年にベンチュリーチームに加入したモナコスポーツグループは、2023年のフォーミュラE世界選手権を前に、ジェローム・ダンブロシオの離脱を発表した。
ダンブロシオは、2020年10月ベンチュリーレーシングの副チーム代表として参加し、翌年のシーズン8ではチーム代表に昇格した。
その後、チームは最も成功したシーズンを戦い抜き、チームランキング2位を獲得した。
両ドライバーが優勝を記録しており、モルタラは4勝を挙げて一時はランキング首位を走った。
チームを引っ張り素晴らしいシーズンを過ごしたダンブロシオだったが、新たに始まるGen3時代を同チームで戦うことはなくなった。
ダンブロシオは以下のようにコメントした。
「素晴らしい2シーズンをベンチュリーレーシングと共に過ごしましたが、私のチームとの旅はここで終わりを告げました。昨シーズン、これまでで最も競争力のあるキャンペーンを展開できたのは、チームのみんなの努力と献身のおかげだと感謝しています。また、チーム代表を任せてくれたスージー、スコット、ホセに感謝したい。レーシングドライバーから転身した私にとって、これ以上の環境は望めないくらい素晴らしいことです。チャンピオンシップの新時代に突入する2023年は、チームの皆が最高の結果をもたらすことを祈っています」
モナコスポーツグループのオーナー兼会長であるスコット・スウィッド氏は、ダンブロシオの去就について次のようにコメントしている。
「ジェローム(ダンブロジオ)には、過去2シーズンにわたりチームのビジョンを実現するために重要な役割を果たし、貴重な貢献をしてくれたことに感謝しています。個人的には、私たちが共に達成したことを非常に誇りに思っていますし、最高の人材を配置することで、将来への大胆な展望を持った強いチームを作ることができました。この素晴らしいチームで、2023年1月のフォーミュラEの次世代へのスタートに向けて努力を続けていきます」