rFactor2 - マシン紹介 シトロエン2CV

rFactor2 – マシン紹介 シトロエン2CV

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rFactor2には様々なカテゴリーのマシンがあります。
今回は追加コンテンツとして配布されている「Citroen 2CV」を紹介していきます。
ワークショップアイテムはこちらhttps://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2654764882

20世紀を代表する大衆車

シトロエン2CVは1949年から1990年の長期間に渡って販売された大衆車です。
4速ミッションに水平対向2気筒と言う、現在では見られないコンセプトで作られています。
大衆向けで設計自体がかなり古いため、レーシング走行としては全く向かない車であるにも関わず、レーシングバージョンが今でも走っている車です。
立ち位置としては、初代の”ミニ”と同じようなマシンです。
全く速くないマシンですが信頼性は高く、現実では24時間レースを行うこともでき、高い耐久性を示しています。

走行動画

参考タイム:3:09.2

まず、とにかくパワーがないことが特徴でしょう。
アクセルを踏んでも全くと言ってほど加速感がなく、国際コースの直線を走る時はしばらく水分補給をする余裕があります。
見た目で分かる通りに空力性能も皆無で、ダウンフォースは一切感じられません。
逆に空気抵抗は感じることができ、スリップストリームに入るとストレートの終わりごろにはかなり接近できていたりします。
実力が近いドライバー同士で走ると、後ろを走るマシンの方が有利となるでしょう。
ミッションは完全なマニュアル仕様で、クラッチタイムが長く設定されているため、ギアを変える際はいつもよりも長く待つ必要があります。
アクセルの全開率は非常に高く、簡単なマシンであると考えることもできます。
しかし、一度ラップタイムを意識しだすと意外と難しいことが分かります。
普通のレーシングカーでレコードラインとなっている場所は遅いと言うこともあり、このマシンに適したライン取りを見つける必要があるからです。
ブレーキングからの姿勢の作り方も非常に重要な要素です。
しかし、ブレーキそのものの効きが非常に悪いので、エンジンブレーキを主に使って減速すると止まりやすいでしょう。
コーナー進入時はブレーキを残さずに入って行くと、自然にフロントが入り、高いコーナリングスピードを維持できます。
アンダーステアを出してしまうとコーナーのボトムスピードが落ち、結果的にその後のストレートで遅れることになります。
レーシングカーの半分程度のストレートスピードである2CVにとって、1kmの直線はレーシングカーで言うところの2kmの直線に匹敵します。
2CVが好きな人はもちろん、速いマシンに疲れた人にもオススメです。
また、シミュレーター自体の速度感が全体的に遅く感じる人は、一度このマシンで周回した後に普通のレーシングカーで走行を行うと、かなりの速度感を感じることができるかもしれません。

車両外見

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