BMWがベルリンE-Prixのタイトルスポンサーに
ドイツ自動車メーカーであるBMWのサブブランドであるBMW iは、2020/2021年のFIAフォーミュラE世界選手権のチャンピオン決定戦「ベルリンE-Prix」のタイトルレースパートナーとして発表された。
8月14日と15日にベルリンのテンペルホーフ空港で開催されるBMW i ベルリンE-Prixは、シリーズの第14戦と第15戦の舞台となる。
ダブルヘッダーとして行われるフォーミュラE最終戦では、ドライバーズ選手権とチーム選手権の両方のタイトルが決定される。
ベルリンE-Prixは昨年、世界的なパンデミックが広まってシリーズが一時中断となり、その後最初のフォーミュラEレースイベントが開催された地だ。
そして今シーズンも最終戦に組み込まれ、重要なダブルヘッダーレースの週末には1万席以上の一般席が用意されており、パンデミックからの復活を垣間見せている。
先日行われたロンドンE-Prixを終え、18名のドライバーがフォーミュラEワールドチャンピオンシップのタイトル獲得の可能性を残しており、上位6名の差はわずか17ポイントとなっている。
現在、ニック・デ・ブリーズがランキング首位に立ち、ヴァージン・レーシングがチームランキングの首位という状況でフィナーレが行われる。
フォーミュラEのCEOであるジェイミー・ライグルは、次のようにコメントした。
「フォーミュラEのすべてのシーズンで開催され続けているベルリンE-Prixは、チーム、ドライバー、そしてファンに人気のあるレースです。BMWのホームレースとして、BMW iのスタッフは皆、レースタイトル・パートナーとしてグランドスタンドに無事に戻ってくるのを楽しみにしています」
「このレースは、FIA世界選手権としてFIAに公認されて初年度のフィナーレを迎えます。フォーミュラEの締めくくりとして特別なものになるでしょう。2021年は、ローマ、モナコ、ニューヨーク、ロンドンなど、世界の象徴的な都市でレースを行ってきましたが、ベルリンは2年連続で素晴らしいフィナーレを迎えることになります」
BMWグループのブランド・コミュニケーションおよびブランド・エクスペリエンス担当副社長のステファン・ポニクバもコメントした。
「BMW iは当初からフォーミュラEのパートナーであり、7年間の成功を経てここまで来ることができました。このユニークなパートナーシップをタイトル・スポンサーを務めるホームイベントであるベルリンで締めくくることができ、大変嬉しく思っています。組織全体を代表して、アレハンドロ・アガグ、アルベルト・ロンゴ、ジェイミー・ライグルに感謝します。BMW iベルリンE-Prixは間違いなくシーズンのハイライトとなるでしょう。大会ではBMW i4とBMW iXを含む当社の最新製品を、ゲストや観客に紹介できることを嬉しく思います。ドライバーのジェイク・デニスとマクシミリアン・ギュンター、そしてBMW iアンドレッティ・モータースポーツ・チームのシーズンフィナーレでの活躍を期待しています」